
雲仙・三十路苑(みそじえん)の紅葉は、例年11月下旬から12月上旬に見頃を迎え、約8000坪の敷地を1000本のモミジが埋め尽くします。
雲仙エリアで最も遅い時期まで紅葉を楽しめるこのスポットは、実は「六兵衛茶屋」のご主人が40年かけて裏山を切り拓いた私庭。2025年は11月22日(土)からライトアップも開催され、幻想的な「逆さ紅葉」が見る人を魅了します。
💡 編集部メモ:
標高が高い雲仙普賢岳の紅葉が終わった頃にピークを迎えます。「紅葉を見逃した!」という方のラストチャンスとしても最適です。
なぜ「三十路苑」がSNSで話題なのか?
単なる紅葉名所ではなく、そこにある「物語」と「圧倒的な没入感」が若い世代の心を掴んでいます。
- 個人の情熱が生んだ奇跡: 8000坪(東京ドームの半分以上!)もの広大な森は、すべて店主が長い歳月をかけて植栽したもの。手作りならではの温かさと、プロ顔負けの造園美が共存しています。
- 竹林 × 紅葉のコラボ: 鮮やかな赤と、竹林の清涼な緑。このコントラストは和装での撮影やポートレートにも抜群の相性です。
- 水面の「逆さ紅葉」: 夜のライトアップ時、池に映り込む紅葉は鏡の世界のよう。吸い込まれるような美しさは必見です。
デートに推奨!「夜のライトアップ」攻略
昼間も素敵ですが、カップルや写真好きなら夜が本番です。
- 期間: 2025年11月22日(土)~12月7日(日)予定
- 時間: 日没 ~ 21:30
- 雰囲気: 闇に浮かび上がる紅葉は妖艶でロマンチック。昼間の賑わいとは違う、静寂と光のアートを楽しめます。
花より団子?名物グルメ「ろくべえ」
散策でお腹が空いたら、併設(本家)の「六兵衛茶屋」へ。
- ろくべえとは?: 島原半島に伝わる郷土料理。サツマイモ粉で作られた黒っぽい麺で、プルプルとした独特の食感が特徴です。
- 心温まる味: 素朴な出汁の味わいは、冷えた体に染み渡ります。歴史的背景(飢饉を救った保存食)も知ると、より味わい深くなるはず。
地元編集者が教える「攻略Tips」
- 歩きやすい靴で: 整備されていますが、元は「裏山」です。アップダウンがあるため、ヒールは避けてスニーカーで行きましょう。
- 防寒対策は必須: 雲仙の夜は冷え込みます。ライトアップを見るなら、マフラーや厚手のコートなど真冬並みの装備で安心です。
- アクセス: 諫早ICから車で約50分。駐車場(100台)はありますが、ライトアップ期間の週末は混雑するため、早めの到着が吉です。
よくある質問(FAQ)
- Q. 予約は必要ですか?
- A. 予約は不要です。入り口で入場料(高校生以上600円)をお支払いください。
- Q. ペットと一緒に回れますか?
- A. 基本的に可能ですが、他のお客様の迷惑にならないようリードを着用し、マナーを守って散策しましょう。
- Q. 雨の日でも楽しめますか?
- A. 雨に濡れた紅葉(散り紅葉)も風情がありますが、足元が滑りやすくなるため十分ご注意ください。
基本情報一覧
| 項目 | 内容 |
| スポット名 | 三十路苑(みそじえん) |
| 見頃の時期 | 11月下旬~12月上旬(雲仙エリアでは遅め) |
| ライトアップ | 2025年11月22日(土)~12月7日(日)予定 日没~21:30 |
| 入場料 | 高校生以上 600円 |
| 規模 | 約8,000坪、モミジ約1,000本 |
| 場所 | 長崎県雲仙市小浜町南木指(六兵衛茶屋 千々石店近く) |
| アクセス | 長崎自動車道「諫早IC」より車で約50分 |
| 駐車場 | あり(100台) |
| 名物グルメ | 六兵衛茶屋の「ろくべえ」(サツマイモ麺) |
まとめ
2025年の紅葉納めは、雲仙・三十路苑で決まり。
情熱が生んだ8000坪の紅葉パラダイスは、昼は「ろくべえ」と共にほっこりと、夜はライトアップで幻想的に楽しめます。大切な人と、心に残る秋のフィナーレを過ごしてみませんか?