九州テレビ特派員の空きれいです。普段は関門海峡付近の撮影や取材をしています。
今回のアイフォトライフは「猫」の写真について。空きれいは色々な写真を撮りますが、動物の写真で一番撮るのは「猫」です。
「猫」は、警戒心が高いですが知性もあるので敬意をもって接すれば被写体としては大変撮りやすいです。今回はそのコツをお伝えできればと思います。
1.猫の居所を知る
恐らく、みなさんの住んでいる近所のどこかにも猫がいると思います。
近くに公園や神社やお寺、猫好きの人などがいればそういった所に夕方頃に集うようなので、探してみてください。
ただし、猫を集めるためや懐かせるためにエサをあげるのはやめてください。
エサやりは猫たちによくないことで、さらに条例違反になる可能性もあるからです。
2.猫とコミニケーションをしよう
猫の居所を知って見つけたら、まずはカメラを構える前にコミニケーションをしましょう。
警戒されないように、敬意をもって接してください。逃げるようならば追わないでください。
静かにやさしく簡単な自己紹介をするとよいでしょう。猫は知性が高いので言葉を理解しなくても、そこにある真心は理解してくれます。
3.猫を撮影する
暫くして猫が逃げ出さないならば、カメラを取り出しても大丈夫です。撮影しましょう。
撮影する際は、連続で撮影せずに、一枚一枚を時間をかけて撮影してください。
出来れば、望遠レンズで少し距離をおいて撮影するとよいでしょう。
4.猫の一面を撮る
猫がいくら知性が高いといっても人間とは違うので、思うように写真を撮らせてくれません。
辛抱強く待ちましょう。そうすれば自然と動いたり座ったりしますので、決定的な瞬間を逃さないようにしましょう。
5.猫に感謝して去ろう
撮影を終えたら、猫に「ありがとう」といって頭を下げて静かに去りましょう。
何度も言っていますが猫にエサは上げないようして下さい。
ですが猫は知性が高いので真心は理解しています。だからこそ、敬意と感謝を表するべきだと私は思います。
猫写真は最初は難しいものの、慣れれば楽しいものです。また、人間のポートレイト撮影に近いものがあります。
守るものはきちんと守って猫写真の撮影を楽しみましょう。
Photo&Writing :九州テレビ特派員 空きれい