「年に一度、限られた日数しか入ることができない、幻のような紅葉スポットがあるのを知っていますか?」

それが、佐賀県神埼市にある国の名勝「九年庵(くねんあん)」です。

明治時代の大実業家が9年の歳月をかけて築いた別荘と庭園は、普段は固く閉ざされています。

この庭園が、一年で最も美しい紅葉の時期に合わせ、2025年11月15日(土)から一般公開をスタート!

しかも、例年の9日間から【16日間】へと公開期間が拡大され、チャンスが広がりました!

この記事では、「奇跡の庭園」と呼ばれる九年庵の紅葉の魅力と、週末の混雑を乗り切るための【最重要アクセス情報】徹底ガイドします。


✨ 16日間だけの絶景!「九年庵」3つの魅力

なぜ九年庵がこれほどまでに人々を魅了するのか。その理由は、ここでしか見られない「色のコントラスト」にあります。

① 圧巻!「苔の緑」VS「紅葉の赤」

九年庵の最大の見どころは、なんといってもこのコントラスト。

庭園一面をびっしりと敷き詰めた「青々とした苔の絨毯」の上に、イロハモミジやドウダンツツジが「燃えるような深紅」に色づきます。

緑と赤が織りなす鮮烈な風景は、まるで一枚の絵画のよう。

「インスタ映え」間違いなし、日本有数のフォトジェニックスポットです。

② 風情あふれる「数奇屋建築」と紅葉

庭園の奥に佇むのは、趣のある「数奇屋(すきや)建築」の別荘。

「別荘前」のビューポイントから眺める、日本の伝統建築と鮮やかな紅葉の組み合わせは、まさに「和の美」の極み。心が洗われるような静寂と美しさが広がっています。

③ 2025年は【16日間】に拡大!

これまで「9日間限定」だったため、訪問のハードルが非常に高かった九年庵。

2025年は11月15日(土)~30日(日)の16日間に公開が拡大!

「一度は行ってみたかった」という10代~30代の皆さんにとって、今年は絶好のチャンスです。


📋 2025年「九年庵」秋の一般公開 基本情報

項目内容
スポット名九年庵(くねんあん)
公開期間2025年11月15日(土)~11月30日(日) 【16日間限定】
見頃上記の公開期間中がベストシーズンです
公開時間8:00~16:00
観覧料高校生以上:1,000円
(中学生以下:無料)
紅葉祭りなし
ライトアップなし
お問い合わせ0952-25-7230(佐賀県政策部)

🚗【最重要】アクセス&混雑回避術

九年庵の紅葉シーズンは、周辺が激しく混雑します。

特に駐車場ルールが平日と土日祝で大きく異なるため、必ず確認してください。

① 公共交通機関(推奨)

  • 【電車・バス】JR「神埼駅」から昭和バス(三瀬脊振行き)で約10分、「仁比山神社前」下車すぐ
  • 【高速バス】福岡天神または福岡空港から高速バスで「高速神埼」下車、徒歩約10分

② 車でのアクセス&駐車場(最重要!)

  • 【平日】
    • 旧ホテル神崎温泉跡地 臨時駐車場 を利用(普通車 500円)
  • 【土・日・祝】
    • 吉野ヶ里臨時駐車場 に停め、そこから**【無料シャトルバス】**で送迎となります。
    • (※九年庵周辺の駐車場は利用できません)

⚠️ 混雑回避のヒント

  1. 平日を狙う!シャトルバス運行となる土日祝は、道路もバス乗り場も大混雑が予想されます。可能であれば平日がおすすめです。
  2. 朝一番(8:00)を狙う!週末に行く場合は、開園と同時(8:00)に入場できるよう、早めに現地(吉野ヶ里臨時駐車場)に到着するのがベストです。

❓ よくある質問 (FAQ)

Q1. 11月15日~30日以外は、絶対に入れないのですか?

A1. はい。九年庵は庭園の保護のため、通常は一切公開されていません。この16日間と、春の新緑の時期(数日間)だけが、唯一入園できるチャンスです。

Q2. 1000円の価値はありますか?

A2. 観覧料は1000円と他のスポットより高めですが、年に一度しか見られない「苔の緑と紅葉の赤」のコントラストは、それだけの価値がある「奇跡の絶景」として知られています。

Q3. 所要時間はどれくらいですか?

A3. 庭園内をゆっくり散策して、約45分~1時間程度が目安です。ただし、週末はシャトルバスの待ち時間や入園までの行列も考慮し、時間に余裕を持ってお出かけください。


💖 まとめ

年に一度、わずか16日間だけ公開される、佐賀の「九年庵」。

息をのむような苔の緑と、燃えるような紅葉の赤が織りなす「奇跡の庭園」が、いよいよ今週末からその姿を現します。

週末は混雑必至ですが、対策をしっかり立てて、この秋一番の思い出になる絶景を体験してみませんか?

By kyushutv

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