高千穂峡の紅葉

日本神話の舞台であり、国の名勝・天然記念物にも指定されている宮崎県屈指のパワースポット「高千穂峡(たかちほきょう)」。

阿蘇山の火砕流が創り出した荒々しい柱状節理の渓谷が、秋、一年で最も優雅な姿を見せます。

日本の滝百選「真名井の滝(まないのたき)」に、燃えるようなモミジやカエデが彩りを添える光景は、まさに圧巻。

さらに、夜は22時までのライトアップも実施され、昼とは全く違う幻想的な姿を楽しめます。

この記事では、高千穂峡の紅葉の魅力を、絶景スポットから【最重要】駐車場情報まで徹底ガイドします!


🍁 2025年の見頃はいつ?

高千穂峡の紅葉は、11月中旬からゆっくりと色づき始めます。

  • 色づき始め: 11月中旬
  • 見頃(ピーク): 11月中旬 ~ 11月下旬

✨ 必見!高千穂峡「紅葉」3つの楽しみ方

高千穂峡ならではの、ダイナミックな紅葉の楽しみ方をご紹介します。

①【昼】「真名井の滝」と紅葉の絶景コラボ

高千穂峡のシンボル「真名井の滝」と、赤や黄色に染まる紅葉のコントラストは、この時期だけの絶景です。

最高のビューポイントは、滝の上にかかる「御橋(みはし)」や「滝見台」。荒々しいV字峡谷に流れ落ちる滝と、優しい紅葉の色彩が織りなす風景は、まさに「風流」の一言です。

②【夜】幻想的な「滝のライトアップ」(~22時)

高千穂峡では、夜22時まで滝のライトアップが実施されています。

暗闇に浮かび上がる滝と、ライトに照らされた紅葉が織りなす風景は、昼間とは全く違う幻想的でロマンチックな雰囲気。

秋の夜長、静かな渓谷で楽しむ紅葉は、デートにもぴったりです。

③【散策】「おのころ池」の逆さ紅葉

遊歩道沿いにある「おのころ池」周辺も、紅葉が集中する美しいスポットです。

風のない日には、真っ赤に色づいたカエデが水面に映り込む「逆さ紅葉」も楽しめます。


🚣‍♂️ 紅葉シーズンも大人気!「遊覧ボート」

高千穂峡のもう一つの主役が「遊覧ボート」。

紅葉シーズン中は、渓谷の真下から、迫力ある滝と紅葉を見上げるという最高の体験ができます。

ただし、紅葉シーズンの週末は数時間待ちになることも珍しくないため、時間に余裕を持つか、事前の予約をおすすめします。


📋 高千穂峡 紅葉 基本情報

項目内容
スポット名高千穂峡(たかちほきょう)
所在地宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山60-1
例年の見頃11月中旬 ~ 11月下旬
紅葉する木モミジ、カエデ
ライトアップあり(滝のライトアップ、~22:00まで)
料金入場無料(散策自由)
※遊覧ボート、駐車場は別途有料
ボート受付8:30~16:30(増水時運休あり)
お問い合わせ0982-73-1213(高千穂町観光協会 ※ボート予約)
0982-73-1212(高千穂町企画観光課)

🚗【最重要】アクセス&駐車場情報

高千穂峡の紅葉シーズンは、アクセスと駐車場が最大の難関です。必ずご確認ください。

アクセス

  • 【車】 九州中央自動車道「山都通潤橋IC」から国道経由で約50分
  • 【電車・バス】 JR「延岡駅」からタクシーで約50分

⚠️ 駐車場(最重要!)

  • 料金:有料です。
    • 御塩井(みしおい)駐車場:1,000円
    • あららぎ駐車場:1,000円
    • ※身障者用駐車場(2台)は無料
  • 車種制限:幅2メートル、長さ5メートルを超える車両は、上記の有料駐車場に駐車できません。(大型車は「大橋駐車場」で下車のみ)
  • 混雑:紅葉シーズンの週末は、駐車場が早朝から満車になる可能性が非常に高いです。満車の場合は係員の案内に従ってください。

❓ よくある質問 (FAQ)

Q1. 週末の混雑を避ける方法は?

A1. 週末の日中は大混雑(特に駐車場とボート)が必至です。

対策としては、①平日に訪れる、②週末の場合は早朝(午前8時半のボート受付開始前)に到着する、の2択を強くおすすめします。

Q2. 遊覧ボートは予約したほうがいいですか?

A2. はい。紅葉シーズンは「数時間待ち」も覚悟する必要があります。

お問い合わせ先に「ボート予約 (0982-73-1213)」とあるため、**事前に予約(または予約可否を確認)**するのが最も確実です。

Q3. 夜のライトアップは寒いですか? 服装は?

A3. はい、非常に寒いです。

高千穂峡は山間部の渓谷であり、夜は平地より格段に冷え込みます。ライトアップ鑑賞は、真冬並みの防寒対策(ダウンジャケット、手袋、マフラー、カイロなど)が必須です。

Q4. 散策の所要時間はどれくらいですか?

A4. 遊歩道を散策し、滝見台や御橋から景色を眺めるだけなら、約1時間~1時間半程度です。

これに「遊覧ボート」が加わると、待ち時間も含めてプラス1~2時間は見ておくことをおすすめします。


💖 まとめ

神話の里・高千穂峡が、一年で最も美しく彩られる季節。

昼は「真名井の滝」との絶景コラボを、夜は幻想的な「ライトアップ」を楽しめる、まさに特別な時間です。

ただし、週末の混雑と駐車場(有料・車種制限)には最大限の注意が必要です。

ぜひ早朝から行動するか、平日に訪れる計画を立てて、この秋一番の思い出を作りに出かけてみませんか?

By kyushutv

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