福岡県小郡市にある如意輪寺は、「かえる寺」として親しまれ、多くの人々に愛されています。毎年1月17日には、新年の息災を願う「初観音・柴燈護摩供(さいとうごまく)火渡り」が行われ、県内外から多くの参拝者が訪れます。
火渡りの歴史と由来
如意輪寺で行われる火渡りは、約45~46年前から続く伝統行事です。柴燈護摩供で焚き上げられた灰の上を裸足で渡ることで、心身を清め、無病息災を祈願します。
見どころ
- 柴燈護摩供: 山伏姿の修験者によって護摩木が焚き上げられ、厳かな雰囲気が漂います。
- 火渡り: 修験者によりお清めされた炎の道を、参拝者が裸足で渡ります。
- かえる: 境内には、大小さまざまな「かえる」の置物が置かれており、ユニークな雰囲気を醸し出しています。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
開催日 | 毎年1月17日 |
開催場所 | 如意輪寺(福岡県小郡市横隈1728) |
アクセス | 西鉄大牟田線「三沢駅」より徒歩15分 西鉄大牟田線「三国が丘駅」より徒歩18分 |
問い合わせ | 如意輪寺 0942-75-5294 小郡市観光協会 0942-72-4008 |
その他
- 火渡りは、誰でも参加できます。
- 服装は自由ですが、動きやすい服装がおすすめです。
- 火渡り後は、足を洗う場所が用意されています。
周辺の観光スポット
- 小郡官衙遺跡: 奈良時代の地方行政機関「官衙」の跡地。当時の様子を再現した建物などを見学できます。
- 平塚川添遺跡公園: 弥生時代の環濠集落跡。復元された竪穴式住居などがあります。
- 九州歴史資料館: 九州の歴史や文化に関する資料を展示しています。
如意輪寺の火渡りは、新年の息災を祈願する、迫力満点の伝統行事です。ぜひ参加して、心身を清めてみてはいかがでしょうか。