福岡県大牟田市に鎮座する大牟田神社は、天文7年(1538年)創建の歴史ある神社です。 毎年7月に行われる大蛇山祇園祭は、勇壮な大蛇山が街を練り歩く姿が圧巻で、多くの人で賑わいます。この記事では、大牟田神社の歴史、見どころ、アクセス情報などをご紹介します。
大牟田神社の歴史とご利益
大牟田神社の創建は、天文7年(1538年)に遡ります。 漁から帰る途中の村人が、海中で光り輝く毘沙門天の像を発見し、観音堂の横に祀ったのが始まりと伝えられています。
毘沙門天は、七福神の一柱であり、武運長久、商売繁盛、開運招福などのご利益があるとされています。そのため、大牟田神社は、地元の人々から「お祇園さん」と親しまれ、厚い信仰を集めています。
迫力満点!大蛇山祇園祭
大牟田神社で最も有名なのは、毎年7月に行われる大蛇山祇園祭です。 京都の八坂神社の祇園祭に起源を持ち、大牟田の夏の風物詩として、多くの人々に親しまれています。
祭りの最大の見どころは、巨大な大蛇山が市内を練り歩く姿です。 藁や竹で作った山車に、勇壮な大蛇の頭部を取り付けた大蛇山は、火を噴き、煙を吐きながら街を練り歩き、見る者を圧倒します。
大牟田神社の見どころ
- 本殿: 毘沙門天が祀られており、風格のある佇まいです。
- 摂末社: 境内には、いくつかの摂末社があり、それぞれ異なるご利益があります。
- 神楽殿: 伝統的な神楽が奉納される場所です。
- 樹齢数百年の大木: 境内には、樹齢数百年の大木がいくつかあり、神聖な雰囲気を醸し出しています。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 大牟田神社 |
住所 | 福岡県大牟田市本町1-2-22 |
祭神 | 毘沙門天 |
例祭 | 大蛇山祇園祭(7月) |
アクセス | 西鉄天神大牟田線 新栄町駅より徒歩約5分 |
駐車場 | あり |
大牟田神社は、歴史と伝統が息づく神社です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してください。