写真提供:福岡県観光連盟

福岡県太宰府市の宝満山山麓に位置する宝満神宮寺は、修験道の霊場として知られる歴史深い寺院です。山岳信仰の聖地である宝満山と共に、多くの参拝者を集めています。

宝満神宮寺の歴史

宝満神宮寺は、7世紀後半に役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれたと伝えられています。その後、平安時代には空海(弘法大師)が訪れ、密教の道場として栄えました。江戸時代には福岡藩主・黒田家の庇護を受け、現在に至るまで多くの人々の信仰を集めています。

宝満神宮寺の見どころ

  • 仁王門: 宝満神宮寺の山門である仁王門は、鎌倉時代の建築様式を残す貴重な建造物です。国の重要文化財に指定されています。
  • 本堂: ご本尊の薬師如来坐像や、不動明王、毘沙門天などの仏像が安置されています。
  • 三重塔: 室町時代に建立された三重塔は、優美な姿が魅力です。
  • 大講堂: かつて僧侶たちが学問を修めた場所です。現在は、写経体験などが行われています。
  • 宝物殿: 宝満神宮寺に伝わる貴重な仏像や経典などが展示されています。

宝満神宮寺の基本情報

項目内容
住所〒818-0115 福岡県太宰府市宝満山
電話番号092-922-8230
拝観時間9:00~16:00
拝観料大人500円、中学生以下無料
駐車場あり(有料)
アクセス車:九州自動車道「太宰府IC」から約20分
電車:西鉄太宰府線「太宰府駅」からコミュニティバス「まほろば号」で約15分、「宝満山登山口」バス停下車、徒歩約5分

宝満神宮寺は、歴史と自然を感じられる静寂の空間です。ぜひ訪れて、心穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

By kyushutv

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