雷山千如寺大悲王院の絶景！圧巻の大楓と心字庭園の紅葉

福岡県の紅葉名所の中でも、特に「圧巻」という言葉がふさわしい場所が、糸島市の「雷山千如寺大悲王院（らいざんせんにょじだいひおういん）」です。

この由緒ある寺院の境内には、なんと樹齢約400年といわれる「大楓（おおかえで）」がそびえ立ち、秋になると燃えるような深紅に染まります。

県指定天然記念物にもなっているその姿は、一見の価値あり。

この記事では、2025年の見頃や、大楓以外の見どころ、混雑情報まで、雷山千如寺の紅葉を120%楽しむための情報を徹底ガイドします！

🍁 2025年の見頃はいつ？

雷山は標高がやや高いため、福岡市内より少し早めに色づきが始まります。

• 色づき始め: 11月上旬
• 見頃（ピーク）: 11月中旬 ～ 11月下旬

※気象条件により前後します。最新の情報をご確認ください。

✨ 必見！雷山千如寺「4つの紅葉」の楽しみ方

このお寺には、大楓以外にも心を奪われる美しい風景が広がっています。

① 【圧巻の主役】樹齢400年「大楓」の存在感

まずは、このお寺のシンボルである大楓。

9:00の開門と同時に多くの人がこの木の前に集まるほど、圧倒的な存在感を放っています。大きく広げた枝葉が真っ赤に染まる姿は、まさに生命力の塊。どの角度から見ても絵になる、絶対に見逃せないスポットです。

② 【散り際も絶景】足元を埋める「紅葉の絨毯」

雷山千如寺の紅葉は、「散り際もおすすめ」と言われています。

ピークを過ぎると、大楓や境内のモミジが散り始め、地面一帯が真っ赤な落ち葉の絨毯のように敷き詰められます。足元まで真っ赤に染まる幻想的な光景は、また違った感動を与えてくれます。

③ 【静寂の美】室町時代作庭「心字庭園」のモミJ

少し落ち着いて紅葉を楽しみたい方には、室町時代に作庭された「心字庭園（しんじていえん）」がおすすめです。

静かな庭園で、池の周りを彩るモミジが色づく様子は、まさに日本の秋の美。心が洗われるような時間を過ごせます。（※庭園の拝観は拝観料500円が必要です）

④ 【紅葉と共に】国の重要文化財を拝観

このお寺は紅葉だけでなく、数多くの貴重な文化財を所蔵しています。

国の重要文化財である「木造千手観音立像」をはじめ、福岡県指定文化財の像も安置されています。紅葉狩りとあわせて、由緒ある寺院の荘厳な仏像を拝観するのもおすすめです。（※堂内拝観は拝観料500円が必要です）

💡 料金プラン解説！「紅葉だけ」なら200円

11月の紅葉シーズンは、目的に合わせて2つの料金プランが設定されています。

1. 紅葉だけ楽しみたい方（外庭のみ）
   • 入山料：200円
   • 樹齢400年の「大楓」など、境内の紅葉（屋外）のみを鑑賞するプランです。
2. お寺も紅葉も楽しみたい方（堂内＋外庭）
   • 拝観料：500円
   • 「大楓」の鑑賞に加え、「心字庭園」や「千手観音立像」など、お堂の中も全て拝観できるプランです。

📋 雷山千如寺大悲王院 基本情報

❓ よくある質問 (FAQ)

Q1. 週末の混雑・渋滞は？ おすすめの時間帯は？

A1. はい、紅葉シーズンの週末は激しい渋滞が発生します。平日でも混雑する人気スポットです。

駐車場（無料）は約150台ありますが、週末は午前10時まで、できれば開門直後の午前9時頃に到着することをおすすめします。

Q2. 所要時間はどれくらいですか？

A2. 大楓（外庭）だけをさっと鑑賞する場合は約30分。

お堂の中（心字庭園や千手観音など）もじっくり拝観する場合は、約1時間～1時間半程度を見ておくと良いでしょう。

Q3. 「入山料200円」と「拝観料500円」の違いは？

A3. 11月中は、**大楓（外庭）だけを見る場合は200円（入山料）**です。

**お堂の中（千手観T音や心字庭園）も見る場合は500円（拝観料）**となり、この500円には入山料も含まれています。受付でどちらにするかを選べます。

💖 まとめ

樹齢400年という、木の生命力がみなぎる圧巻の「大楓」。そして、散り際までもが美しい「紅葉の絨毯」。

雷山千如寺は、ただ美しいだけでなく、荘厳な雰囲気の中でゆっくりと秋の深まりを感じられる特別な場所です。

週末は早起き必須ですが、その価値は十分にあります。この秋、糸島が誇る絶景紅葉に出かけてみませんか？

🏨宿泊