下関観光の中心地・唐戸エリアで、絶対に外せない開運スポット。

関門海峡を見下ろす高台に鎮座する「亀山八幡宮」。その境内に、愛嬌たっぷりの表情で海を見つめる巨大な銅像があります。

これこそが、ふぐをモチーフとした銅像としては**「世界一のサイズ」**を誇る、「世界一のふくの像」です。

「ふぐ」の本場・下関で、「福(ふく)」を招くパワースポットとして親しまれているこの像の魅力をたっぷりとご紹介します。


迫力満点!世界一の「ふく」とご対面

唐戸市場のすぐ向かいにある亀山八幡宮の石段を登りきると、目の前に現れるのがこの巨大な像です。

平成2年(1990年)9月29日(ふくの日)に建立されたこの銅像は、戦時中に金属供出で失われた初代に代わって再建された2代目。

丸々と太ったユーモラスな姿は、見ているだけで幸せな気分にさせてくれます。

1. なぜ「ふぐ」ではなく「ふく」?

下関では、河豚(ふぐ)のことを濁らずに**「ふく」と呼びます。

これには、「不遇(ふぐ)」に繋がるのを避け、「福(ふく)」**に繋がるようにという縁起担ぎの意味が込められています。

この像の前で写真を撮れば、あなたにも大きな「福」が訪れるかもしれません!

2. 航海安全と豊漁の守り神

この像は単なる観光モニュメントではありません。毎年9月29日には、この像の前でふぐシーズンの到来を告げる祭事が行われ、航海安全と豊漁、そして商売繁盛が祈願されます。

海峡の街・下関の人々の生活を見守る、大切なシンボルなのです。

Editor’s Note: 亀山八幡宮は見どころ満載

境内には「世界一のふくの像」以外にも、御影石造りとしては日本一の大きさを誇る大鳥居や、幕末の攘夷戦で使われた「亀山砲台跡」、伊藤博文夫妻が出会ったお茶屋跡など、歴史的な見どころがたくさんあります。唐戸市場のすぐそばなので、買い物の合間にぜひ立ち寄ってみてください。


基本情報 (Access & Info)

項目詳細
スポット名世界一のふくの像(亀山八幡宮内)
住所山口県下関市中之町1-1
拝観料無料
拝観時間自由(授与所等は9:00~17:00頃)
アクセスJR「下関駅」からバスで約7分「唐戸」下車、徒歩約4分
駐車場あり(参拝者用・数台) ※近隣の唐戸市場駐車場等の利用がおすすめ
ご利益開運招福、航海安全、商売繁盛

よくある質問 (FAQ)

Q. 写真撮影はできますか?

はい、自由に撮影できます。ふくの像の隣に並んで、同じポーズで記念撮影をするのが観光客の定番スタイルです。背景に関門海峡が入るアングルも狙えます。

Q. 「ふくのお守り」はありますか?

はい、亀山八幡宮の社務所では、ふぐをモチーフにした可愛らしい**「ふく笛」「ふく守り」**などが授与されています。お土産としても人気です。

Q. 階段を登るのが大変なのですが…

唐戸の大通りに面した正面の石段は少し急ですが、裏手(駐車場側)からであれば、比較的緩やかなルートで境内に入ることができます。


【まとめ】

美味しい「ふく」を食べた後は、亀山八幡宮で「福」を祈願。

世界一の大きさを誇る愛らしい像は、下関の旅の思い出をより大きく、楽しいものにしてくれるはずです。

唐戸市場から徒歩すぐ!大きな福を授かりに行きましょう。

By kyushutv

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