
大分県臼杵市で、寛永20年(1643年)から360年余り続く伝統の「臼杵祇園まつり」が、2025年7月11日(金)と13日(日)~19日(土)に開催されます!臼杵最大の夏祭りとして親しまれるこのお祭りでは、勇壮な神事や、趣の異なるお囃子を奏でる山車(だし)、そして総勢1000人もの行列が街を練り歩く様は圧巻です。
臼杵祇園まつりの魅力と見どころ
1. 360年以上の歴史を誇る伝統の祭り
臼杵祇園まつりは、江戸時代初期から続く非常に長い歴史を持つお祭りです。この伝統が、今もなお地域の人々によって大切に受け継がれています。歴史ある城下町・臼杵の風情ある街並みの中で、古き良き日本の夏祭りの雰囲気を存分に味わうことができます。
2. 壮大な神事「渡御(おわたり)」と「還御(おかえり)」
祭りのハイライトは、八坂神社から御旅所(海添)を往復する神事、特に**渡御(おわたり)と還御(おかえり)**です。
- **渡御(おわたり)**は7月13日(日)の12時25分から。
- **還御(おかえり)**は7月19日(土)の14時30分から行われます。
「ナンバ歩き」と呼ばれる独特な歩き方の御槍振りを先頭に、吹き流し、ひょうたんかぶりなど、総勢1000人もの人々が練り歩く姿は圧巻です。その後には3基の神幸(しんこう)が続き、その壮大な行列は見る者を魅了します。
3. 町ごとに異なるお囃子が響く山車
祭りを一層盛り上げるのは、山車に乗る若衆が奏でるお囃子です。町ごとに異なるお囃子があり、それぞれの地域の個性が光ります。威勢の良い掛け声と、軽快な音色が街中に響き渡り、祭りの活気を最高潮に高めます。お囃子の違いを聞き比べながら、それぞれの町の雰囲気を感じるのも楽しいでしょう。
4. 祭りの日程とスケジュール
臼杵祇園まつりは約1週間にわたり、様々な行事が行われます。
- 曳出(ひきだし):7月11日(金)18:00~22:00
- 渡御(おわたり):7月13日(日)12:25~15:30
- 還御(おかえり):7月19日(土)14:30~17:00
- 曳込(ひきこみ):7月19日(土)18:00~22:00
期間中に訪れることで、様々な祭りの表情を楽しむことができます。
イベント概要
項目 | 詳細 |
開催期間 | 2025年7月11日(金)、7月13日(日)~7月19日(土) |
開催場所 | 大分県臼杵市 辻周辺、八坂神社~御旅所(海添) |
主催 | 臼杵祇園まつり実行委員会 |
お問い合わせ | 臼杵商工会議所 0972-63-8811 |
関連HP | https://www.usuki-kanko.com/event |
アクセス情報
JR日豊本線「臼杵駅」から会場の辻周辺までは徒歩約10分と、アクセスも良好です。歴史ある臼杵の街並みを散策しながら、会場へ向かうのもおすすめです。
まとめ
大分県臼杵市で開催される「臼杵祇園まつり」は、360年以上の歴史を持つ臼杵最大の夏祭りです。総勢1000人の行列が練り歩く壮大な神事や、町ごとに異なるお囃子を奏でる山車は必見。2025年7月11日と13日~19日は、ぜひ臼杵市を訪れて、歴史と伝統、そして活気あふれる日本の夏祭りを体感してください。