玉取祭、通称「玉せせり」は、九州三大祭の一つで、全国的に知られる祭りです。

500年以上前の室町時代から続く伝統的な神事で、午後1時には玉洗い式が行われます。この式で、祓い清められた陰陽2つの木玉が、約250m離れた末社玉取恵比須神社に運ばれます。

祭典の後、陽の玉は裸に締め込んだ競り子たちに手渡され、激しい争奪戦が繰り広げられます。触れると幸運を授かると言われている陽の玉を巡って、陸側と浜側に分かれた競り子たちは、一年の吉凶を占う年占いの意味合いもあるそうです。

玉取祭は、豊作や豊漁を祈願する重要な祭りであると同時に、不思議な由来も持っています。筥崎宮には、明応三年に拾われたキラキラ輝く玉が奉納され、その輝きに魅了される多くの人々が訪れています。

玉取祭は、日本の伝統文化の一つであり、九州地方の文化を象徴する祭りの一つです。

アクセス情報

開催期間

例年1月3日 13:00~14:30

開催場所

筥崎宮(福岡県福岡市東区箱崎1-22-1)

アクセス

【福岡市営地下鉄】 「箱崎宮前駅」下車、徒歩3分(1番出口)

【JR鹿児島本線】 「箱崎駅」下車、徒歩8分

【西鉄バス】 「箱崎」下車、徒歩3分

【JR九州バス】 「箱崎1丁目下車」、徒歩2分

お問い合わせ

筥崎宮 社務所

TEL

092-641-7431

詳細

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