
佐賀県多久市にある西渓公園(せいけいこうえん)の紅葉は、現在(11月中旬~下旬)まさに見頃を迎えています。
炭鉱王・高取伊好(たかとりこれよし)が寄贈したこの庭園では、約180本のモミジが燃えるような赤色に染まり、訪れる人を圧倒します。2025年の「孔子の里 紅葉まつり」は本日11月24日(月・祝)が最終日。イベントの賑わいを楽しみたい方はお急ぎください!もちろん、祭り終了後も美しい紅葉は11月末頃まで楽しめます。
なぜ「西渓公園」の紅葉はエモいのか?
ただの公園ではありません。明治・大正のロマンを感じるレトロな建築と、真っ赤な紅葉のコラボレーションが魅力です。
- レトロ映え建築「寒鶯亭(かんおうてい)」:国登録有形文化財の公会堂です。木造の味わい深い建物と紅葉の組み合わせは、大正ロマン風のポートレート撮影に最適。着物やレトロな服装がよく似合います。
- 「赤」の密度:約180本のモミジが密集しており、視界を埋め尽くすような「赤」の世界を体験できます。
- 多久聖廟(たくせいびょう)とのセット観光:隣接する多久聖廟は、孔子を祀る中国風の建物。日本のモミジと中国建築の異国情緒あふれるコラボは、佐賀ならではの風景です。
「孔子の里 紅葉まつり」情報(2025)
地元の特産品や賑わいを楽しめるイベントです。
- 開催期間: 2025年11月15日(土)~ 11月24日(月・祝)まで
- 内容: 郷土芸能の披露、特産品の販売など。
- 注意: 本日が最終日です。明日以降はイベントはありませんが、公園への入園や紅葉狩りは変わらず無料で楽しめます。
編集者が教える「攻略Tips」
- 駐車場情報:無料駐車場(約50台)がありますが、紅葉シーズンはすぐに満車になります。満車の場合は、周辺の臨時駐車場や誘導員の指示に従ってください。
- 靴選び:庭園内は整備されていますが、散策路には土や砂利の部分もあります。歩きやすい靴での来園をおすすめします。
- おすすめアングル:「寒鶯亭」の中から窓越しに見る紅葉(額縁構図)や、多久聖廟へ続く参道の並木道が絶好のフォトスポットです。
よくある質問(FAQ)
- Q. 入園料はかかりますか?
- A. 入園は無料です。寒鶯亭などの施設見学も基本的には無料です。
- Q. 夜間のライトアップはありますか?
- A. 残念ながらライトアップの実施はありません。太陽の光に透ける紅葉が美しい、日中の訪問がおすすめです。
- Q. ペットを連れて行けますか?
- A. 公園内は散策可能ですが、文化財建物内への立ち入りはご遠慮ください。リードをつけるなどのマナー順守をお願いします。
基本情報一覧
| 項目 | 内容 |
| スポット名 | 西渓公園(せいけいこうえん) |
| 見頃の時期 | 11月中旬~11月下旬 |
| イベント | 孔子の里 紅葉まつり(~11/24で終了) |
| 料金 | 無料 |
| 場所 | 佐賀県多久市多久町1975-1 |
| アクセス | 【車】長崎道「多久IC」より約15分 【電車・バス】JR「多久駅」よりバス約10分「本多久」下車徒歩5分 |
| 駐車場 | あり(無料・50台) |
| お問い合わせ | 0952-74-2502(多久市観光協会) |
| 公式サイト | 多久市公式 西渓公園ページ |
まとめ
2025年の秋、佐賀で「赤」に染まるなら西渓公園へ。
炭鉱王が愛した庭園の美しさは、令和の今も色褪せません。紅葉まつりのフィナーレを楽しむもよし、祭りの後の静寂の中で深まる秋を味わうもよし。多久聖廟と合わせて、歴史と彩りの旅をお楽しみください。