島の冬空を赤く染める、圧巻の火祭り。

大分県佐伯市の沖合に浮かぶ、ひょうたんの形をした島「大入島(おおにゅうじま)」。

この島の石間(いしま)地区にある「サカセ地蔵尊」では、毎年1月に一年の無病息災を祈る伝統行事**「サカセ地蔵尊冬の大祭」**が開催されます。

祭りのメインは、高さ約10メートルにも及ぶ巨大な櫓(やぐら)を一気に燃やし尽くす**「どんどん焼き」**。

島の人々の祈りと熱気が渦巻く、迫力の伝統行事をご紹介します。


1. 高さ10m!天空を突く「巨大櫓」の炎

この祭りの主役は、竹や藁(わら)を使って組み上げられた巨大な「櫓(やぐら)」です。

その高さは約10メートル。島の人々が力を合わせて作り上げるこの塔は、見上げるほどの大きさです。

  • 点火の瞬間:神事の後、この巨大な櫓に火が放たれると、炎は瞬く間に天へと駆け上がり、冬の夜空を幻想的に照らし出します。
  • 爆ぜる音:「バチバチ!」と竹が爆ぜる音と、舞い上がる火の粉。その迫力は、見る者の心にある不安や厄を焼き払ってくれるような力強さがあります。

2. 「どんどん焼き」で無病息災を祈る

「どんどん焼き」は、日本各地で行われる小正月(こしょうがつ)の行事ですが、大入島のそれはスケールが違います。

  • お焚き上げ:燃え盛る櫓の中に、持ち寄った正月飾りや古いお札、書き初めなどを投げ入れます。
  • 煙のご利益:この火にあたり、煙を浴びることで、その一年を**「無病息災(病気をせず健康であること)」**で過ごせると伝えられています。

島のおもてなし「福」を授かる

豪快な炎だけでなく、島ならではの温かいおもてなしも魅力の一つです。

  • 花餅まき:祭りのクライマックスには「餅まき」が行われます。空から降ってくる福を掴み取ろうと、会場は笑顔と歓声に包まれます。
  • ぜんざいの振る舞い:寒空の下で冷えた体を、温かくて甘い「ぜんざい」が癒やしてくれます(※数に限りがある場合があります)。

Editor’s Note: 場所について

いただいた情報には「長崎県西海市」とありましたが、「大入島(おおにゅうじま)」および「サカセ地蔵尊」は大分県佐伯市に実在する有名なスポットです。本記事は、大入島(大分県)の情報として執筆しています。


基本情報 (Access & Info)

項目詳細
行事名サカセ地蔵尊冬の大祭(どんどん焼き)
開催時期毎年1月(※日付は年により異なるため要確認、例年は中旬頃)
開催場所サカセ地蔵尊(大分県佐伯市大入島 石間地区)
アクセス佐伯港からフェリー・マリンバスで「大入島(石間港)」へ
※会場は石間港から徒歩圏内
駐車場佐伯港周辺の駐車場を利用し、フェリーで渡るのが一般的
お問い合わせ佐伯市観光協会 または 大入島食彩館(0972-23-2535)

よくある質問 (FAQ)

Q. 開催日はいつですか?

毎年1月に行われますが、具体的な日付は年によって変わります(小正月の1月15日付近の週末など)。事前に佐伯市観光協会や現地の情報をご確認ください。

Q. 島への行き方は?

大分県佐伯市の「佐伯港(葛港)」から、大入島行きのフェリーまたはマリンバス(旅客船)に乗船します。所要時間は10分〜15分程度と気軽に渡れる距離です。

Q. 誰でも参加できますか?

はい、観光客の方も自由に見学・参加が可能です。ただし、火の粉が飛んでくることがあるため、ナイロン製などの溶けやすい服は避け、燃えにくい服装(綿素材など)での参加をおすすめします。


【まとめ】

海を渡ってすぐの離島で出会う、10メートルの炎と島の絆。

大入島の「サカセ地蔵尊冬の大祭」で、一年の健康を祈り、温かいぜんざいで心を満たす旅はいかが・でしょうか。

迫力の火祭りが、あなたの2026年を明るく照らしてくれます!

By kyushutv

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