お雛様も、衣装も、お道具も。すべてが美しい「磁器」でできた芸術の祭り。

日本の磁器発祥の地・佐賀県有田町。

400年の歴史を持つこの焼き物の町で、**2026年2月7日(土)から3月8日(日)まで、「第22回 有田雛(ひいな)のやきものまつり」が開催されます。

一般的な衣装着人形とは異なり、ここの主役は「有田焼(磁器)」**で作られたお雛様。

透き通るような白磁の肌に、華やかな絵付けが施された「陶ひな」は、まさに永遠の輝きを放つ芸術品です。

世界最大の七段飾りや、名窯の夢の共演など、焼き物ファンならずとも必見のイベントガイドをお届けします。


1. 圧巻!世界最大の「磁器製座りびな七段飾り」

このお祭りのシンボルとも言えるのが、伝統文化の交流プラザ「有田館」に展示される**「世界最大の磁器製座りびな七段飾り」**です。

  • すべてが有田焼:人形はもちろん、ぼんぼりや菱餅、お道具に至るまで、すべてが有田焼の職人技で作られています。
  • 圧倒的な技術:焼き物は焼成するときに収縮するため、これほど大きな人形を歪みなく焼き上げるには高度な技術が必要です。有田の匠の技が結集した、迫力と繊細さを兼ね備えた姿は必見です。

2. 夢の競演「柿右衛門 × マイセン」

もう一つの大きな見どころは、日本の名窯と世界のトップブランドの共演です。

  • 東西磁器文化の融合:赤絵の「柿右衛門様式」で知られる**「柿右衛門窯(かきえもんがま)」と、ドイツの名窯「マイセン」**の雛人形が並んで展示されます(※例年実施される人気企画です)。有田焼がヨーロッパの磁器に多大な影響を与えた歴史的背景を感じながら、東西の美の競演を楽しむことができます。

3. 街中で「お気に入りの陶ひな」探し

期間中は、有田町内の窯元やショップのショーウィンドウが、個性豊かな陶ひなで飾られます。

  • 購入も可能:手のひらサイズの可愛らしいものから、モダンなデザインのものまで、展示されている陶ひなの多くは購入可能です。一生もののインテリアとして、あるいは大切な人への贈り物として探してみてはいかがでしょうか。
  • 限定ランチ:町内の飲食店では、有田焼の器に盛り付けられた「期間限定のひなまつりメニュー」が登場します。目でも舌でも春の有田を堪能できます。

Editor’s Note: レンタサイクルがおすすめ

有田の町は、JR有田駅から上有田駅にかけて約3〜4kmほど続いています。徒歩でも回れますが、効率よく窯元巡りをするなら、駅前で借りられるレンタサイクルが非常に便利です。


基本情報 (Access & Info)

項目詳細
イベント名第22回 有田雛(ひいな)のやきものまつり
開催期間2026年2月7日(土)~3月8日(日)
開催場所有田町内各所(メイン会場:伝統文化の交流プラザ「有田館」など)
料金散策無料(※一部施設入館料が必要な場合あり)
アクセス:西九州自動車道「波佐見有田IC」から約5分
電車:JR佐世保線「有田駅」または「上有田駅」下車
メイン会場へ「有田館」へはJR有田駅から車で約5分、JR上有田駅から徒歩約15分
駐車場あり(有田町内の観光駐車場を利用・無料)
お問い合わせ0955-43-2121(有田観光協会)
公式サイト有田観光協会 ありたさんぽ

よくある質問 (FAQ)

Q. 有田焼の雛人形は高いですか?

ピンからキリまであります。著名な作家や窯元の作品は高価ですが、お土産として購入できる数千円〜数万円台の可愛らしい陶ひなもたくさん販売されています。予算に合わせて選ぶ楽しみがあります。

Q. 「有田館」以外にはどこに行けばいいですか?

「アリタセラ(Arita Sera)」という有田焼のショッピングモールもおすすめです。多くの商社が集まっており、様々なスタイルの陶ひなを一度に見ることができます。また、国の重要伝統的建造物群保存地区である「内山地区」のトンバイ塀の通りを歩くのも風情があります。

Q. 陶器市のような混雑はありますか?

ゴールデンウィークの「有田陶器市」ほどの激しい混雑はありませんので、比較的ゆっくりと町歩きや買い物を楽しむことができます。落ち着いて有田焼を選びたい方には最適なシーズンです。


【まとめ】

2026年の早春は、色褪せることのない「磁器」の美しさに触れる旅へ。

世界最大の七段飾りの前で、有田の職人魂を感じてください。

まずはJR有田駅か、観光駐車場を目指して出発しましょう!

By kyushutv

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