日本唯一の「サンドイッチ型城下町」で、武家と商家のひな人形を愛でる。

大分県の国東半島南端に位置する杵築市(きつきし)。

南北の高台に武家屋敷が並び、その谷あいに商人の町があるという、日本で唯一の独特な地形は「サンドイッチ型城下町」と呼ばれています。

この美しい「坂道の城下町」を舞台に、**2026年2月15日(日)から3月16日(月)まで、春の恒例行事「城下町杵築散策とひいなめぐり」が開催されます。

この町では、雅な響きを込めて雛人形を「ひいな」**と呼びます。

着物が似合う石畳の坂道と、貴重な「ひいな」たちが織りなす、情緒あふれる春の散策ガイドをお届けします。


1. 武家と商家の「ひいな」共演

杵築のひな祭りの見どころは、武家屋敷と商家、それぞれの歴史が反映された多彩な雛人形を見比べることができる点です。

  • 武家のひいな:高台にある「大原邸」や「磯矢邸」、藩医であった「佐野家」などでは、格式高い「古今雛(こきんびな)」や、代々大切に受け継がれてきた貴重な人形が展示されます。
  • 商家のひいな:谷あいの商店街や「ギャラリー清成」などの旧商家では、文化2年の「享保雛(きょうほびな)」など、当時の商人の繁栄ぶりを伝える華やかな雛人形が公開されます。
  • 約30の会場:「きつき城下町資料館」や「杵築城」を含め、市内約30か所の会場で展示が行われます。地元婦人会による手作り雛や、「萬力屋」の水かけ雛など、珍しい展示も見逃せません。

2. 着物で歩けば「入館無料」に!

杵築は「着物が似合う歴史的町並み」として認定された町。期間中は着物で訪れる方への嬉しい特典があります。

  • 着物特典:着物(和服)を着て散策すると、杵築城や大原邸、磯矢邸などの公共観光施設の入館料が無料になります!
  • 絶景フォトスポット:向かい合う2つの坂道**「酢屋の坂(すやのさか)」と「塩屋の坂(しおやのさか)」**は、時代劇のロケ地にもなる絶景スポット。着物姿で石畳の坂道に立てば、映画の主人公になったような写真が撮れます。

3. スタンプラリーで豪華賞品をゲット

散策をより楽しむためのイベントも用意されています。

  • スタンプラリー:各会場を巡ってスタンプを集めると、杵築の特産品などの豪華賞品が当たるスタンプラリーが開催されます。
  • 町歩き:南北の高台と谷あいの町を行き来するので、適度な運動にもなります。坂道の上から眺める杵築の海(守江湾)や城下町の風景は格別です。

Editor’s Note: ランチは「うれしの」で

杵築のグルメといえば、鯛のお刺身をご飯に乗せて特製ゴマたれとお茶をかけて食べる**「鯛茶漬け(うれしの)」**が有名です。殿様が「うれしいのう」と言って食べたのが由来だとか。散策の合間のランチにぜひ味わってみてください。


基本情報 (Access & Info)

項目詳細
イベント名城下町杵築散策とひいなめぐり
開催期間2026年2月15日(日)~3月16日(月)
開催場所大分県杵築市 城下町一帯
(きつき城下町資料館、大原邸、磯矢邸、杵築城 ほか約30会場)
特典着物の方は公共観光施設が入館無料
アクセス:大分空港道路「杵築IC」から約5分
電車:JR日豊本線「杵築駅」からバスで約10分「杵築バスターミナル」下車
空港:大分空港から車・バスで約25分
駐車場あり(杵築ふるさと産業館周辺など)
お問い合わせ0978-63-0100(杵築市観光協会)
公式サイト杵築市観光協会

よくある質問 (FAQ)

Q. 着物のレンタルはありますか?

はい、市内にある「和楽庵(わらくあん)」などで着物レンタルと着付けのサービス(有料・要予約)を行っています。手ぶらで行って着物に変身し、お得に観光を楽しむことができます。

Q. 坂道はきついですか?

「酢屋の坂」や「塩屋の坂」など、象徴的な坂道は石畳の階段状になっています。風情は最高ですが、歩きやすい履物(着物の場合は草履など)でゆっくり歩くことをおすすめします。足腰に不安がある方は、平地部分(商人の町)を中心に回るのも良いでしょう。

Q. 駐車場はどこが便利ですか?

城下町の中心に近い「杵築ふるさと産業館」や「市役所周辺」の駐車場が便利です。ここを拠点に南北の台地へ歩いてアクセスできます。


【まとめ】

2026年の早春は、タイムスリップしたような坂道の城下町へ。

「ひいな」の優美な姿に癒やされ、着物で石畳を歩く非日常体験。

カメラと(もしあれば)着物の準備をして、杵築への旅を計画しましょう!

By kyushutv

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