毎年1月7日、佐賀県唐津市の唐津天満宮で、勇壮な火祭りが開催されます。「おんじゃおんじゃ」または「鬼すべ」と呼ばれるこの祭りは、火消し装束をまとった消防団員たちが松明を担いで市内を駆け巡り、悪霊を追い払うという伝統行事。その迫力満点の姿は、見る者を圧倒します。
おんじゃおんじゃとは?
「おんじゃおんじゃ(鬼だ鬼だ)!」の掛け声とともに、御神火を灯した全長1メートルの松明と、全長10メートルにも及ぶ大松明が街を駆け巡ります。消防団員たちは、この燃え盛る松明を巧みに操りながら、唐津天満宮の境内へと悪霊を追い込んでいきます。
境内では、正月飾りの門松や注連縄などが積み上げられ、松明と一緒に燃やされます。これは、1年間の無病息災を祈願する意味が込められています。祭りのクライマックスは、大松明が垂直に立てられる瞬間。その壮大な光景は、見る者を感動と興奮の渦に巻き込みます。
おんじゃおんじゃの見どころ
- 火消し装束の消防団員: 伝統的な火消し装束を身につけた消防団員たちが、松明を担いで街を駆け抜ける姿は勇壮そのもの。
- 燃え盛る松明: 全長10メートルの大松明が夜空を焦がす光景は圧巻。
- クライマックス: 大松明が垂直に立てられる瞬間は、祭りの最高潮!
- 無病息災祈願: 正月飾りを燃やすことで、1年間の無病息災を祈願します。
おんじゃおんじゃの基本情報
項目 | 内容 |
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開催日 | 1月7日 |
開催場所 | 唐津天満宮(佐賀県唐津市南城内6-1) |
アクセス情報 | JR唐津駅から徒歩約15分 |
電話番号 | 0955-72-7130(唐津天満宮) |
まとめ
「おんじゃおんじゃ」は、火と熱狂の渦に包まれる、唐津の冬を代表する祭りです。ぜひ、その目で迫力満点の伝統行事をご覧ください。