
「おんじゃ!おんじゃ!(鬼だ!鬼だ!)」
威勢の良い掛け声とともに、巨大な火の柱が冬の夜空を焦がす――。
佐賀県唐津市にある唐津天満宮で、江戸時代から続く勇壮な火祭り**「おんじゃおんじゃ」**が、2026年1月7日(水)に開催されます。
高さ10メートルもの巨大松明(たいまつ)を男たちが担ぎ上げ、最後には正月飾りを積み上げた櫓(やぐら)を一気に焼き払うこの行事。
一年間の無病息災と家内安全を祈る、迫力満点の「鬼すべ神事」をご紹介します。
1. 「おんじゃおんじゃ」=「鬼じゃ鬼じゃ」
このユニークな祭り名の由来は、**「鬼じゃ、鬼じゃ」**という言葉がなまったものと伝えられています。
悪しき鬼(厄災)を追い払い、福を呼び込むための「鬼すべ神事」であり、唐津の正月を締めくくる重要な伝統行事です。
- 高さ10mの巨大松明:祭りの主役は、なんと高さ10メートル、直径1メートルにも及ぶ巨大な松明です。締め込み姿の男衆が、このとてつもなく重い松明を担ぎ、「おんじゃおんじゃ」と叫びながら境内や地域を練り歩く姿は圧巻です。
2. 炎の浄化!正月飾りを焼き尽くす
練り歩きの後、クライマックスでは境内の中央に組まれた櫓(やぐら)に火が放たれます。
- 天を焦がす火柱:この櫓には、各家庭から持ち寄られたしめ縄や門松などの正月飾りが積み上げられています。巨大松明から火が移されると、炎は瞬く間に燃え広がり、夜空を赤く染め上げます。
- 無病息災の祈り:燃え盛る炎を見守りながら、人々は今年一年の「無病息災」と「家内安全」を祈ります。この火にあたることで、悪疫が退散すると信じられています。
Editor’s Note: 服装に注意!
かなり大きな火柱が上がるため、風向きによっては火の粉が飛んでくることがあります。ダウンジャケットやナイロン製の服は熱に弱く、火の粉で穴が空きやすいので、綿素材の上着を着ていくか、汚れても良い服装での参加をおすすめします。
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| 行事名 | おんじゃおんじゃ(鬼すべ神事) |
| 開催日時 | 2026年1月7日(水) 18:00~21:30 |
| 開催場所 | 唐津天満宮(佐賀県唐津市十人町148) |
| 料金 | 観覧無料 |
| アクセス | JR唐津線・筑肥線「唐津駅」から徒歩約10分 |
| 駐車場 | なし(近隣のコインパーキングまたは公共交通機関をご利用ください) |
| お問い合わせ | 0955-72-4844(唐津天満宮社務所) |
よくある質問 (FAQ)
Q. 駐車場はありますか?
唐津天満宮には参拝者用の駐車場がありません。JR唐津駅から徒歩10分とアクセスが良いので電車を利用するか、駅周辺のコインパーキング(有料)を利用してください。
Q. 雨天の場合はどうなりますか?
火祭りですので小雨程度であれば決行されることが多いですが、荒天の場合は神事の内容が変更になる可能性があります。当日、唐津天満宮へお問い合わせください。
Q. 子供連れでも大丈夫ですか?
見学は可能ですが、夜間の開催であり、火を扱う行事のため大変混雑します。小さなお子様連れの場合は、火元から十分離れた場所から安全に見学するようにしましょう。
【まとめ】
「おんじゃおんじゃ!」の叫び声と、巨大な炎の熱気。
正月気分を吹き飛ばし、気合を入れて一年をスタートさせるには最高の祭りです。
1月7日の夜は、唐津天満宮で厄払いの炎を目撃しましょう!