柳川市にある旧戸島家住宅は、寛政年間に建てられた葦葺屋根の建物で、江戸後期の文人趣味の意匠が施されています。この建物は、国の名勝庭園と一緒にあり、趣のある空間を形成しています。庭園には池があり、堀割から水を引き入れています。建物は、元々は柳川藩士の隠居所として建てられましたが、後に藩主に献上されました。
明治時代には、藩兵の調練所として徴発され、その後は主に住宅として使用されました。今では、昭和32年に文化財に指定され、昭和53年には庭園が国の名勝に指定されています。そして、平成13年には建物が柳川市に寄贈され、解体修理を経て一般公開が始まりました。
柳川地方の武家住宅の典型例として、歴史や文化に興味のある方にぜひ訪れていただきたい場所です。
アクセス情報
営業期間 | 公開:9:00~17:00 休業:火 火曜日が祝日の場合はその次の日 休業:年始年末 |
所在地 | 〒832-0067 福岡県柳川市鬼童町49-3 0944-73-9587 |
交通アクセス | (1)西鉄柳川駅からバスで15分 徒歩で3分 |