旧古河鉱業若松ビルは、大正8年に建設され、石炭積出港として繁栄した頃の若松港の姿を伝える数少ない存在で、歴史的建築物として極めて価値が高い。
若松南海岸に位置し、煉瓦造2階建ての建物で、敷地の角に円形の塔屋を配置し、建物の中央に玄関を配するなど、港湾施設と一体性をもった建物として景観的にも優れている。
また、煉瓦の柱型とその間に縦長の窓を設けたデザインや細部に施された単純な幾何学模様など大正時代の建物の意匠的特質を持っており、大正初期のオフィスビルを知る貴重なものである。

旧古河鉱業若松ビル 一棟 – 北九州市より引用

アクセス情報

住所:福岡県北九州市若松区本町1-11-18
電話番号: 093-752-3387
駐車場:あり
休館日 : 火曜日・年末年始
料金 : 無料
関連URL:http://fkw.jpn.org/

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