大分県大分市にある吉野梅園では、2月中旬から3月上旬にかけて約450本の梅の花が見頃を迎えます。 龍が地に臥した姿に似ていることから名前が付けられた「臥龍梅」など、様々な種類の梅の花が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。 期間中の日曜日には、野点琴演奏、太鼓演奏、獅子舞演舞、茶会など多彩なイベントも開催されます。

吉野梅園の歴史

吉野梅園の起源は、今から約800年前に太宰府天満宮(福岡県)から梅の枝を持ち帰ったことに始まると伝えられています。 鎌倉時代には、この地を治めていた戸次氏によって梅園が整備され、多くの人に愛される場所となりました。 江戸時代には、梅園の規模が拡大し、様々な種類の梅の木が植えられるようになりました。 明治時代以降も、吉野梅園は地域の住民によって大切に守り継がれてきました。 近年では、梅の木の植え替えや園内の整備が進められ、より多くの人が楽しめるように工夫されています。

吉野梅園の見どころ

吉野梅園には、以下のような見どころがあります。

  • 約450本の梅の花

豊後梅、青軸梅、白加賀など、様々な種類の梅の花が咲き誇ります。

  • 樹齢800年の臥龍梅

龍が臥したように見えることから名付けられた臥龍梅は、樹齢800年を超える古木で、県の天然記念物にも指定されています。

  • 吉野梅まつり

毎年2月中旬から3月中旬にかけて開催される吉野梅まつりでは、臥龍梅太鼓や吉野棒術などの伝統芸能が披露されます。 茶会や郷土神楽なども楽しむことができます。

よくある質問

  • Q: 吉野梅園の開花時期はいつ頃ですか?

A: 早咲きの梅は2月上旬頃から咲き始め、2月中旬から3月上旬にかけて見頃を迎えます。

  • Q: 吉野梅園へのアクセス方法を教えてください。

A: 大分駅より車で約40分、バスで約45分です。

  • Q: 吉野梅園には駐車場がありますか?

A: はい、191台分の駐車場があります。

まとめ

吉野梅園は、春の訪れを告げる美しい梅の花を楽しめる場所です。 樹齢800年を超える臥龍梅や、様々な種類の梅の花が咲き誇る様子は圧巻です。 ぜひ一度、吉野梅園を訪れて、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

施設情報

施設名吉野梅園
所在地大分県大分市杉原537
電話番号097-537-5976(大分市公園緑地課)
開催時期2月15日〜から3月20日まで
営業時間年中無休
アクセス大分駅より車で約40分、バスで約45分
駐車場191台(無料)

By kyushutv

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