
2025年8月9日(土)、長崎市で「たいまつ行列」が開催されます。この厳粛な行事は、カトリック信者を中心に約1,000人が参加し、平和公園から浦上教会まで、約800メートルをたいまつの炎と共に歩きます。原爆で傷ついた「被爆マリア像」と共に巡行することで、被爆者、戦没者、そして東日本大震災を含む全ての犠牲者のために祈りを捧げます。
平和公園から浦上教会へ、祈りの灯が導く道
行列は、平和公園で犠牲者への深い祈りを捧げることから始まります。参加者一人ひとりが手にするたいまつの灯りが、暗闇の中を進む道を照らし、平和への強い願いを表します。原爆の傷跡を残す「被爆マリア像」が、この祈りの行列に加わることで、長崎の悲しい歴史と、二度と繰り返さないという決意が強く感じられます。
2025年「たいまつ行列」基本情報
開催日 | 2025年8月9日(土) |
開催地 | 平和公園~浦上教会 |
所在地 | 長崎県長崎市浦上天主堂周辺 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ先 | 長崎大司教区 TEL:095-842-4450 |
備考 | 毎年同日開催 |
よくある質問
- Q1: たいまつ行列の参加方法は?A1: 主にカトリック信者が参加しますが、平和への祈りを捧げたい方は見学も可能です。参加を希望する場合は、長崎大司教区へ事前にお問い合わせください。
- Q2: 行列のルートはどこですか?A2: 平和公園から浦上教会までの約800メートルを巡行します。具体的なルートは当日会場周辺で案内されることがあります。
- Q3: 観覧する際の注意点はありますか?A3: 厳粛な追悼・祈りの行事ですので、静かに見守ることが求められます。写真撮影の際は、参加者や行事の妨げにならないよう配慮しましょう。
8月9日、長崎の夜に灯されるたいまつの光は、過去の悲劇を忘れず、未来への平和を願う人々の想いを映し出します。この「たいまつ行列」に参加し、あるいは見守ることで、平和の尊さを改めて感じてみませんか。