
宮崎市青島で、地元の氏子の青年たちが主催する「青島神社の祭禮」、通称「海を渡る祭禮」が、2025年7月26日(土)と27日(日)の2日間にわたり開催されます!国の特別天然記念物「鬼の洗濯板」に囲まれた神秘的な青島を舞台に、神輿が陸を、そして海を渡るという、全国的にも珍しい光景が見られます。神聖な「浜下り歌」が響く中、熱気あふれる祭りの様子をぜひ間近で体感してみませんか?
「海を渡る祭禮」の魅力と見どころ
1. 陸と海を巡る壮大な神輿渡御
「海を渡る祭禮」の最大の魅力は、神輿が陸だけでなく、海をも渡るという点です。
- **1日目(7月26日)**は、7時30分から青島神社で出御(しゅつぎょ)の祭事が執り行われた後、青年たちに担がれた神輿が、青島地区、白浜地区を練り歩き、各所を巡幸します。
- その後、祭りのクライマックスとして、神輿を乗せた船「御座船(ござぶね)」を先頭に、満艦飾の大漁旗で飾られた漁船の列が、青島の周りを渡御し、青島漁港にある天神を目指します。
波間を力強く進む神輿と、それに続く漁船の姿は、まさに圧巻の一言。他では見られない、神秘的で勇壮な光景は、訪れる人々に深い感動を与えます。
2. 神聖な「浜下り歌」が響く
祭りの間、神輿を担ぐ青年たちによって「浜下り歌」が常に歌われます。この歌に合わせて神輿も練り歩き、祭りの神聖な雰囲気を一層高めます。古くから受け継がれてきた伝統的な歌声は、青島の歴史と信仰を感じさせ、心に響く体験となるでしょう。
3. 青島神社の歴史と文化に触れる
祭りの出発点となる青島神社は、縁結びや安産、航海安全の神様として信仰されています。国の特別天然記念物「鬼の洗濯板」に囲まれた独特のロケーションも魅力です。祭りを機に、青島神社の美しい自然や、その歴史と文化に触れてみるのもおすすめです。
4. 地域の人々の情熱が作り出す祭り
この祭りは、地元の氏子の青年たちが主催者となり、地域全体で盛り上げられています。彼らの情熱と、青島という土地への深い愛情が、祭りの活気と感動を生み出しています。地域の人々と交流しながら、温かいおもてなしを感じることもできるでしょう。
イベント概要
項目 | 詳細 |
開催日時 | 2025年7月26日(土)~7月27日(日) |
開催時間 | 【26日】7:30~17:00<br>【27日】9:00~17:30 |
開催場所 | 宮崎市 青島地区(青島神社/26日出発)、白浜地区(天神社/27日出発) |
主催 | 氏子青年 |
お問い合わせ | 青島神社 0985-65-1262 |
関連HP | https://aoshima-jinja.jp/festival/ |
アクセス情報
JR日南線「青島駅」から会場の青島神社までは徒歩約10分です。青島観光と合わせて、ぜひ祭りの熱気を体感しに来てください。
まとめ
宮崎市青島で開催される「海を渡る祭禮」は、神輿が陸と海を巡るという、全国的にも非常に珍しく、神秘的な夏祭りです。満艦飾の大漁旗で飾られた漁船の列が、神輿を乗せた御座船に続く様子は圧巻の一言。2025年7月26日と27日は、ぜひ青島を訪れて、この特別な祭りの熱気と感動を肌で感じ、忘れられない夏の思い出を作ってください!