
明治の港町にタイムスリップ。
下関・唐戸エリアの国道沿いに佇む、ひときわ美しい赤煉瓦の建物。
それが、現存する日本最古の領事館建築である「重要文化財 旧下関英国領事館」です。
明治39年(1906年)に建設され、平成26年にリニューアルされたこの館は、単なる歴史的建造物ではありません。
1階は見学自由なミュージアム、2階は本格的な紅茶を楽しめるティールームとして開放された、「見て、食べて、感じる」生きた文化遺産なのです。
100年の時を超える「赤煉瓦」の美学
この建物の魅力は、なんといってもその建築美にあります。
- 重厚な赤煉瓦: 明治期の建築技術の粋を集めた外観は、圧倒的な存在感を放ちます。
- アーチ型窓と回廊: 異国情緒あふれるデザインは、どこを切り取っても絵になります。
館内に一歩足を踏み入れれば、そこは静寂に包まれた明治の空間。古き良き時代の空気を肌で感じることができます。
1. 2階 カフェ・パブで「優雅なティータイム」
建物の2階、かつての領事官室や海を望むベランダ部分は、現在はカフェ・パブ(tearoom Liz)として活用されています。
ここでのおすすめは、なんといっても伝統的な「アフタヌーンティー」。
3段スタンドに盛られたスコーンやサンドイッチ、ケーキを、香り高い紅茶とともに味わう至福のひととき。窓の外には関門海峡を行き交う船が見え、まるで英国貴族になったかのような気分に浸れます。
2. 1階 展示室で歴史を紐解く
1階の展示室では、領事館の歴史や、当時の外交官たちの暮らし、下関とイギリスの深いつながりを紹介しています。
当時の執務室の再現や、貴重な資料を通して、この場所が果たしてきた役割を学ぶことができます。
3. アート薫る「附属屋ギャラリー」
本館の奥にある附属屋は、市民ギャラリーとして開放されており、絵画や写真などの企画展が定期的に開催されています。歴史だけでなく、現在進行系のアートにも触れられるスポットです。
Editor’s Note: ピーターラビット™に会える?
実はこの旧下関英国領事館、あの**「ピーターラビット™」**が公式キャラクターを務めています。館内のあちこちやカフェのメニューで可愛らしい姿に出会えるかもしれません。中庭の英国風ガーデンも素敵なので、散策をお忘れなく。
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| 施設名 | 重要文化財 旧下関英国領事館 |
| 住所 | 山口県下関市唐戸町4-11 |
| 開館時間 | 見学(展示室): 9:00~17:00 休憩室・ギャラリー等: 9:00~22:00 カフェ: 10:00〜17:00 (L.O.16:30) ※季節・曜日変動あり |
| 休館日 | 年末年始、臨時休館あり(※カフェは火曜定休の場合あり。要確認) |
| 入館料 | 無料(カフェ飲食代は別途) |
| アクセス | JR「下関駅」からバス約7分、「唐戸」下車、徒歩約2分 |
| 駐車場 | なし(近隣の「唐戸市場駐車場」等を利用) |
| 公式サイト | 旧下関英国領事館 公式サイト |
| お問い合わせ | 083-235-1906 |
よくある質問 (FAQ)
Q. 入館料は本当に無料ですか?
はい、建物の見学(1階展示室、2階回廊など)は無料です。2階のカフェ・パブで飲食をする場合のみ料金がかかります。
Q. カフェは予約したほうがいいですか?
平日は比較的入りやすいですが、週末やランチタイム、アフタヌーンティーを楽しみたい場合は混み合うことがあるため、事前の予約や問い合わせをおすすめします。
Q. 写真撮影は可能ですか?
はい、可能です。赤煉瓦の廊下や階段、中庭などは非常にフォトジェニックで、ポートレート撮影や結婚式の前撮りスポットとしても人気があります(※商業撮影は要許可)。
【まとめ】
唐戸市場で賑やかな時間を過ごした後は、歩いてすぐの英国領事館でほっと一息。
美味しい紅茶とスコーン、そして美しい建築が、旅の疲れを優しく癒やしてくれます。
下関にいながら英国の風を感じる、大人の休日を過ごしてみませんか?