鹿児島県曽於市末吉町深川地区にある熊野神社で、毎年1月7日に行われる伝統行事「鬼追い」。招福除災の善鬼とされる3匹の鬼が、藁を編んだ棒状の「鬼の手」などを振り回し、境内を暴れまわる奇習です。
熊野神社鬼追いとは?
熊野神社鬼追いは、五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統行事。御幣をまとった3匹の鬼と、鬼使いである「ツケ」が、境内を練り歩きます。鬼は25歳の厄男が扮し、「鬼の手」で人々を叩いたり、追いかけたりします。
鬼に叩かれると厄落としになるとされ、集まった人々は鬼から御幣を奪い取ろうと、果敢に鬼に近づきます。鬼と人々との攻防戦は、熊野神社鬼追いの最大の見どころです。
熊野神社鬼追いの見どころ
- 鬼の登場: 迫力満点の鬼の登場シーンは必見!
- 御幣: 鬼が持つ御幣には、厄除けや招福のご利益があるとされています。
- 鬼の手: 藁を編んで作られた「鬼の手」で叩かれると、厄落としになります。
- 奇習: 他に類を見ない独特な行事のため、「奇習」とも呼ばれています。
熊野神社鬼追いの基本情報
項目 | 内容 |
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開催日 | 1月7日 |
開催場所 | 熊野神社(鹿児島県曽於市末吉町深川) |
アクセス情報 | JR末吉駅から車で約10分 |
問い合わせ先 | 曽於市観光協会(0986-76-4111) |
まとめ
熊野神社鬼追いは、厄男が扮する鬼と人々が繰り広げる、迫力満点の伝統行事。他では見られない奇習を、ぜひ体感してみてください。