
熊本県玉名郡長洲町。有明海に面したこの町には、美しい夕日を望むことができる絶景スポット「長洲港みなと憩いの広場」があります。その広場にひっそりと佇む「喜望の鐘」は、訪れる人に希望と安らぎを与える存在として親しまれています。
今回は、長洲町のシンボル「喜望の鐘」の魅力に迫ります。鐘の由来や歴史、周辺のおすすめスポット情報もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
「喜望の鐘」とは?
喜望の鐘は、長洲港みなと憩いの広場にあるモニュメントです。もともとは、昭和初期に建造された漁船「第5天洋丸」に搭載されていたもので、船長を務めた中村正一郎氏が、世界の海を航海した思い出の品として長洲町に寄贈しました。
「喜望の鐘」という名前には、中村氏がアフリカにある喜望峰を航海するたびに「夢と希望に満ちた人生を送ろう」と勇気づけられたというエピソードに由来しています。
喜望の鐘の歴史
喜望の鐘の歴史は、1928年に建造された漁船「第5天洋丸」に搭載されたことに始まります。
第5天洋丸の船長、中村正一郎氏
船長を務めた中村正一郎氏は、世界の海を舞台に活躍した人物です。特に、アフリカの喜望峰を航海するたびに、「夢と希望に満ちた人生を送ろう」と勇気づけられたと言われています。
長洲町への寄贈
中村氏は、船を引退後、長洲町に喜望の鐘を寄贈しました。長洲町は、中村氏の功績を称え、喜望の鐘を町のシンボルとして大切に保存しています。
施設情報
施設名 | 喜望の鐘 |
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所在地 | 熊本県玉名郡長洲町長洲3318 |
電話番号 | 0968-78-3219(長洲町まちづくり課) |
営業時間 | 終日開放 |
アクセス | 有明フェリー長洲港から徒歩5分 |
その他 | 長洲港みなと憩いの広場内にあり、夕日の名所として知られる。周辺には遊歩道やベンチも整備されている |
喜望の鐘周辺のおすすめスポット
喜望の鐘がある長洲港みなと憩いの広場周辺には、他にも魅力的なスポットがあります。
長洲港
有明海に面した長洲港は、新鮮な海鮮料理が楽しめる食事処や、お土産屋さんが立ち並ぶ活気ある港です。
金魚と鯉の郷広場
金魚と鯉をテーマにした公園で、巨大な金魚のモニュメントや、鯉が泳ぐ池などがあります。家族連れに人気のスポットです。
よくある質問
- Q:喜望の鐘はいつ見に行くのがおすすめですか?
- A:夕日が沈む時間帯が最も美しく、おすすめです。特に、空気が澄んだ晴天の日には、息をのむような絶景が広がります。
- Q:喜望の鐘までのアクセス方法を教えてください。
- A:有明フェリー長洲港から徒歩5分ほどです。車でお越しの場合は、長洲港みなと憩いの広場に駐車場があります。
まとめ
今回は、熊本県長洲町の「喜望の鐘」についてご紹介しました。美しい夕日を望むことができるこの場所は、訪れる人に希望と安らぎを与える特別な存在です。
長洲町を訪れた際には、ぜひ喜望の鐘を訪れて、雄大な自然の中で希望に満ちた未来を願ってみてください。
この記事が、あなたの旅の参考になれば幸いです。