
雅な「大名雛」と、心温まる「手作り雛」。2つの魅力をめぐる春の旅。
熊本県第2の都市、八代市(やつしろし)。
城下町の歴史と、古き良き温泉街の風情が残るこの街で、**2026年2月14日(土)から3月8日(日)まで、街全体が華やぐ「やつしろのお雛祭り」**が開催されます。
国指定名勝の庭園で見る由緒あるお雛様から、レトロな温泉街を彩る手作りのお雛様まで。
八代の春を告げる、多彩なひな祭りめぐりの楽しみ方をご紹介します。
1. 国指定名勝「松浜軒」で見る大名家の優雅
八代市の中心部エリアでの見どころは、かつて八代城主だった松井家の御茶屋**「松浜軒(しょうひんけん)」**です。
- 松井家伝来の雛人形:江戸時代の情景を今に残す美しい庭園にある展示室では、松井家に代々伝わる貴重な雛人形や雛道具が特別公開されます。大名家ならではの気品あふれる「享保雛(きょうほびな)」や「古今雛(こきんびな)」は、ため息が出るほどの美しさ。歴史ファンならずとも必見です。
- アーケード街の散策:近くの本町アーケード商店街などでも雛飾りの展示が行われ、街歩きをしながら春の訪れを感じることができます。
2. レトロな温泉街「日奈久」の雛祭り
八代市街地から少し南へ足を伸ばすと、開湯600年の歴史を誇る**「日奈久(ひなぐ)温泉」があります。こちらでは「ひなぐ雛祭り」**が同時開催されます。
- 街中がギャラリー:風情ある木造旅館や、観光拠点「日奈久ゆめ倉庫」、商店の軒先などに、女将さんや地元の人たちが作った手作りの雛人形や、竹細工の雛飾りが飾られます。
- ほっこりする温かさ:豪華絢爛な大名雛とは対照的に、ちりめん細工や粘土で作られたお雛様は、表情もユニークで温かみがあります。石畳の路地を散策しながら、お気に入りのお雛様を見つけてみてください。
3. グルメも温泉も!八代の春を満喫
お雛様めぐりの合間には、八代ならではの楽しみも忘れずに。
- 日奈久ちくわ:日奈久温泉の名物といえば、焼きたての「ちくわ」。アツアツを頬張りながらの散策が定番です。
- 晩白柚(ばんぺいゆ):世界最大級の柑橘類で、八代の特産品。爽やかな香りが春の旅を彩ります。温泉に浮かべた「晩白柚風呂」を楽しめる施設もあります。
Editor’s Note: 移動について
「八代市中心部(松浜軒など)」と「日奈久温泉街」は車で20分〜30分ほど離れています。
公共交通機関を利用する場合は、**「肥薩おれんじ鉄道」**が便利です(八代駅〜日奈久温泉駅)。レトロな列車旅もあわせてお楽しみください。
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| イベント名 | やつしろのお雛祭り |
| 開催期間 | 2026年2月14日(土)~3月8日(日) |
| 開催場所 | ①八代市中心部(松浜軒、本町アーケード ほか) ②日奈久温泉街(日奈久ゆめ倉庫、各旅館 ほか) |
| 料金 | 見学無料(※松浜軒など一部施設は入園料が必要) |
| アクセス | 松浜軒へ: JR八代駅からバス・車で約10分 日奈久温泉へ: 肥薩おれんじ鉄道「日奈久温泉駅」下車、徒歩約10分 |
| 駐車場 | 各会場周辺にあり(松浜軒駐車場、日奈久駐車場など) |
| お問い合わせ | 0965-33-4115(八代市観光振興課) |
| 公式サイト | やつしろのお雛祭り 公式サイト |
よくある質問 (FAQ)
Q. スタンプラリーはありますか?
例年、期間中は八代市内と日奈久温泉の各会場を巡るスタンプラリーが開催されています。スタンプを集めると、八代の特産品などが当たる抽選に応募できることが多いので、ぜひ参加してみてください。
Q. ランチのおすすめは?
日奈久温泉街には、ちゃんぽんや寿司などの食堂があります。八代市中心部では、特産のトマトを使った料理や、地元の魚介類を楽しめるお店が充実しています。
Q. 日帰り入浴はできますか?
はい、日奈久温泉には「ばんぺい湯」という公衆浴場があるほか、多くの旅館で日帰り入浴を受け付けています。雛めぐりで冷えた体を温めるのに最適です。
【まとめ】
城下町の「雅」と、温泉街の「和み」。
異なる2つの風情を一度に楽しめるのが、八代のひな祭りの魅力です。
2月14日から3月8日まで。春風を感じに、八代へ出かけませんか?