歴史と文化が薫る城下町、八代で、華麗な雛祭りを体験しませんか?

熊本藩の城下町として栄えた八代。

「やつしろのお雛祭り」では、街全体が雛飾りで彩られ、春の訪れを華やかに告げます。

やつしろのお雛祭りの歴史

やつしろのお雛祭りの起源は、江戸時代初期にまで遡ります。

八代城主、松井家の姫君が京から輿入れの際に、雛人形を持参したことが始まりとされています。

当初は、城内や武家屋敷など、限られた範囲でのみ行われていましたが、時代とともに庶民の間にも広まり、各家庭で雛人形を飾って女の子の成長を祝う祭りとして定着しました。

明治時代以降は、本町・通町などの商店街が中心となり、各店舗が趣向を凝らした雛飾りを展示するようになりました。

近年では、日奈久温泉街や松浜軒なども参加し、八代全体を盛り上げる一大イベントに発展しています。

多彩な雛人形が織りなす、街歩きを楽しむひな祭り

八代市中心部の商店街では、各店舗が趣向を凝らした雛飾りを展示。

  • 本町・通町商店街: 江戸時代から現代までの様々な雛人形が、商店街を華やかに彩ります。
  • アーケード街: 手作りの吊るし雛や、可愛らしいお雛様たちが、訪れる人々を笑顔にします。
  • 日奈久温泉街: 温泉街の情緒あふれる街並みを、竹灯篭の優しい光が照らし出し、幻想的な雰囲気に。

歴史を物語る、貴重な雛人形との出会い

国指定名勝「松浜軒」では、八代城主松井家に伝わる由緒あるお雛様を特別公開。

  • 松井家10代当主の夫人・琴姫の雛人形: 当時の最高級の雛人形は、その豪華絢爛さに目を奪われます。
  • 琴姫の娘・孫娘の雛人形: 3世代にわたって大切に受け継がれてきた雛人形から、家族の温かい愛情が伝わってきます。

八代の歴史と文化に触れる旅

「やつしろのお雛祭り」では、雛飾りだけでなく、八代の歴史と文化に触れることもできます。

  • 松浜軒: 八代城主松井家が造営した庭園を散策しながら、当時の暮らしに思いを馳せてみましょう。
  • 八代城跡: 現在は石垣のみが残る八代城跡。かつて城下町として栄えた八代の面影を感じることができます。
  • 日奈久温泉: 600年の歴史を持つ温泉街で、ゆっくりと湯に浸かり、旅の疲れを癒しましょう。

開催情報

開催期間2025年2月11日(火・祝)~3月3日(月)
会場熊本県八代市
アクセスJR鹿児島本線・薩摩オレンジ鉄道八代駅から徒歩25分
お問い合わせやつしろのお雛祭り実行委員会事務局 Tel:0965-33-0505

よくある質問

Q: 開催期間はいつですか?

A: 2025年2月11日(火・祝)~3月3日(月)です。

Q: 会場はどこですか?

A: 熊本県八代市です。

Q: アクセス方法を教えてください。

A: JR鹿児島本線・薩摩オレンジ鉄道八代駅から徒歩25分です。

Q: 駐車場はありますか?

A: 八代市役所周辺に有料駐車場がございます。

Q: 問い合わせ先を教えてください。

A: やつしろのお雛祭り実行委員会事務局 Tel:0965-33-0505です。

まとめ

「やつしろのお雛祭り」は、歴史と文化、そして春の息吹を感じることができる、魅力的なお祭りです。ぜひ一度、八代を訪れて、華やかな雛飾りと温かい人々に触れてみてください。

By kyushutv

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