
九州の山懐に抱かれた熊本県・人吉球磨(ひとよしくま)地域。
まだ寒さが残るこの地に、春の訪れを告げる華やかなイベントが今年も始まりました。
今年で27回目を迎える「人吉球磨のひな祭り」。
2026年2月1日(土)から3月31日(火)までの2ヶ月間、国宝・青井阿蘇神社をはじめとする歴史ある街並みが、雅なお雛様一色に染まります。
相良(さがら)氏が700年にわたり統治した「日本遺産」の物語と、期間限定の「おひな御膳」。
見て、食べて、歴史を感じる、早春の人吉旅へご案内します。
1. 街全体が博物館!週末ごとのイベントも
人吉球磨のひな祭りの特徴は、特定の会場だけでなく、人吉市と球磨郡の広いエリア全体で楽しめること。
観光施設や商店街、宿泊施設などに、江戸時代から現代までの様々なお雛様が飾られます。
- オープニング: 2月1日に国宝・青井阿蘇神社で行われたオープニングを皮切りに、期間中の週末は各市町村で様々な関連イベントが開催されます。
- 散策: 「九州の小京都」とも呼ばれる古い街並みを歩きながら、店先に飾られたお雛様を愛でる…。そんなゆったりとした時間がここには流れています。
2. 食べるひな祭り!限定「おひな御膳」
花より団子…いえ、お雛様もグルメも楽しみたいのが旅の醍醐味。
期間中、協賛する旅館や飲食店では、この時期だけの特別メニューが登場します。
- おひな御膳・会席:地元の旬の食材をふんだんに使い、お雛様にちなんで可愛らしく盛り付けられた豪華なランチや夕食を楽しめます。
- ひなの宿パック:ゆっくり温泉に浸かって、特別料理を味わう宿泊プランも充実。
- テイクアウト:散策のお供に嬉しい「お雛弁当」や「お雛ちらし」も販売されています。天気の良い日は、球磨川のほとりでピクニックもおすすめです。
3. 日本遺産「相良700年」の歴史に触れる
人吉球磨は、鎌倉時代から明治維新まで約700年もの間、相良氏という一族が治めた全国でも珍しい地域です。
この歴史的背景は、2015年に日本遺産に認定されました。
- 独自文化の融合:相良氏は、ウンスンカルタや球磨焼酎といった庶民の文化を大切にしながら、都(京都)の建築様式を取り入れました。
- 国宝・青井阿蘇神社:その象徴とも言えるのが、茅葺き屋根の楼門が印象的な青井阿蘇神社です。ひな祭り期間中は、この神社の荘厳な雰囲気と、華やかな雛飾りのコントラストが必見です。
基本情報 (Event Info)
| 項目 | 詳細 |
| イベント名 | 人吉球磨のひな祭り |
| 開催期間 | 2026年2月1日(土)~ 3月31日(火) |
| 開催場所 | 熊本県人吉市・球磨郡 一帯 |
| お問い合わせ | 0966-38-3200(人吉球磨ひなまつり委員会事務局 / 錦まち観光協会内) |
| 公式サイト | [公式ホームページをご確認ください] |
アクセス (Access)
- 車: 九州自動車道「人吉IC」から人吉市内各会場まで約10分
- 高速バス: 「天神バスセンター」「博多バスターミナル」から人吉ICまで約2時間30分
- 飛行機: 鹿児島空港から高速バスで約1 hour
よくある質問 (FAQ)
Q. 「おひな御膳」は予約が必要ですか?
A. はい、多くの施設で数量限定や事前予約制となっています。特に週末は混み合うため、事前に公式サイトで提供店舗を確認し、予約することをおすすめします。
Q. 駐車場はありますか?
A. 人吉市内には観光駐車場(無料・有料)が点在しています。青井阿蘇神社周辺や、人吉駅周辺の駐車場を利用して散策するのが便利です。
【まとめ】
700年の歴史が息づく街で出会う、優しいお顔のお雛様と、心づくしの春料理。
2月・3月は、少し早めの春を見つけに、人吉球磨へ出かけてみませんか?