北九州市のシンボル「小倉城」が、秋の夜、3万個もの竹灯籠(たけどうろう)に包まれます。

2025年も、荘厳な天守閣と幻想的な光が織りなす「小倉城竹あかり」が開催決定!

このイベントは、ただ美しいだけでなく、地域の環境問題(放置竹林)と向き合うサステナブルな取り組みから生まれました。

この記事では、この秋必見のイベント「小倉城竹あかり」の見どころ、背景、そして気になる混雑情報まで、お出かけ前に知りたい情報を徹底ガイドします!


✨ 「小倉城竹あかり」とは?

「小倉城竹あかり」は、2019年に始まった比較的新しい光のイベントです。

  • 背景: 北九州市は「合馬(おうま)たけのこ」で知られる日本有数の竹林面積を誇ります。
  • 課題: 一方で、手入れされずに荒廃する「放置竹林」が深刻な問題となっていました。
  • 始まり: この問題を解決するため、伐採した竹を活用して竹灯籠を作り、小倉城を灯したのがこのイベントのスタートです。

美しい光景の裏には、地域の資源を未来につなぐ大切な意味が込められています。


📸 必見!小倉城竹あかりの見どころ

3万個の竹灯籠が彩る城内。絶対に外せない見どころをご紹介します。

① 圧巻!天守閣広場の「3万個の光」

なんといっても最大の見どころは、小倉城天守閣前広場に広がる3万個の竹灯籠。

荘厳にそびえる夜の小倉城を背景に、足元一面に広がる無数の優しい光は、息をのむほどの美しさ。他では見られない、荘厳かつ幻想的な光景が広がります。

② 城へと続く「歴史の道」

イルミネーションは天守閣広場だけではありません。城へと続く「歴史の道」にも竹あかりが設置され、会場に足を踏み入れた瞬間から幻想的な世界へと誘(いざな)われます。

③ 同時開催「小倉城菊まつり」

日中は、秋の風物詩「小倉城菊まつり」も同時開催されています。

昼は色鮮やかな菊の花を楽しみ、夜は幻想的な竹あかりに包まれる。一日中、小倉城の魅力を満喫できる、この秋おすすめのプランです。


💡 基本情報&アクセス

イベントの詳細は、しっかりチェックしておきましょう。

項目内容
イベント名小倉城竹あかり
開催場所小倉城天守閣前広場、歴史の道(福岡県北九州市小倉北区城内2-1)
開催日2025年10月24日(金)~11月3日(月・祝)
点灯時間17:30 ~ 21:00 (最終入城 20:45)
料金小倉城・小倉庭園入場券付き観覧料:1,000円
(中学生以上 / 小学生以下は無料)
駐車場専用駐車場なし
※公共交通機関をご利用ください
お問い合わせ093-561-1210(小倉城)

❓ よくある質問 (FAQ)

Q1. アクセス方法は? 駐車場がないけど、どう行けばいい?

A1. 専用駐車場はありません。公共交通機関のご利用が必須です。

  • JR「小倉駅」から徒歩約15分
  • JR「西小倉駅」から徒歩約10分会場周辺は大変混雑するため、駅から歩いて向かうのが最もスムーズです。

Q2. 1,000円の料金には何が含まれていますか?

A2. この1,000円には、「竹あかり」の観覧料だけでなく、イベント時間中の「小倉城天守閣」と「小倉城庭園」への入場料も全て含まれています。夜の小倉城に登城できる、とてもお得なチケットです。

Q3. 混雑状況と、おすすめの時間帯は?

A3. 週末(金・土・日)や最終日(11/3)は特に混雑が予想されます。

比較的ゆっくり見たい方は、**平日の早い時間(17:30~19:00頃)**が狙い目です。

Q4. 雨が降ったら中止ですか?

A4. 小雨決行です。ただし、台風や強風などの荒天時は、安全のために中止または内容が変更される場合があります。

Q5. 所要時間はどれくらい?

A5. 会場全体(歴史の道、天守閣広場)をゆっくり鑑賞し、写真を撮る時間も含めて、約45分~1時間半程度が目安です。天守閣や庭園にも入る場合は、2時間ほど見ておくと安心です。


💖 まとめ

3万個の竹灯籠が、荘厳な小倉城を優しく照らし出す「小倉城竹あかり」。

それは、ただ美しいだけでなく、北九州市の竹林問題と向き合うサステナブルな光でもあります。

この秋、歴史ある城郭が幻想的な光に包まれる、わずか11日間だけの特別な夜を体験してみませんか?

By kyushutv

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