
唐戸市場で買った新鮮な寿司を、一番美味しく食べる方法をご存知ですか?
それは、市場のすぐ目の前に広がる「海峡沿いのウッドデッキ」で、関門海峡の潮風を浴びながら頬張ることです。
市場の熱気から一歩外に出れば、そこは目の前に関門橋と行き交う船を望む絶景のオープンエア・レストラン。週末には多くの観光客が寿司折を広げる、下関観光のゴールデンルートをご紹介します。
寿司の「最高のスパイス」は海峡の景色
週末や祝日に唐戸市場で開催される「活きいき馬関街(ばかんがい)」は、大混雑の寿司バトルイベント。
市場内で寿司やふぐ汁をゲットしたら、多くの人が向かうのがこの海沿いのウッドデッキです。
1. 目の前が海!開放感抜群のランチタイム
ウッドデッキに腰を下ろすと、目の前にはダイナミックな関門海峡が広がります。
手を伸ばせば届きそうな距離を巨大なタンカーや貨物船が通過し、左手には雄大な関門橋の姿が。この景色を眺めながら食べる新鮮なネタは格別です。
(※ベンチが埋まっていることも多いですが、ウッドデッキや芝生エリアに座って食べるのが唐戸スタイルです)
2. 食後の「腹ごなし散歩」に最適
食事の後は、そのまま海沿いを散策するのがおすすめ。
このウッドデッキは、唐戸市場から「カモンワーフ」、そして「赤間神宮」方面へと続く遊歩道(親水緑地)の一部になっています。潮風を感じながら歩けば、心地よい腹ごなしになります。
Editor’s Note: 「トンビ」に注意!
このエリアで食事をする際、絶対に気をつけなければならないのが上空の**「トンビ(トビ)」**です。彼らは人間が持っている寿司や揚げ物を狙って急降下してきます。
- 食べるとき以外は蓋をする
- 背後(上空)を警戒する
- 屋根のあるエリアを選ぶなどの対策を強くおすすめします。
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| スポット名 | 海峡沿いのウッドデッキ(阿弥陀寺公園〜唐戸市場周辺) |
| 住所 | 山口県下関市阿弥陀寺町6-9 周辺 |
| 利用 | 自由(24時間・無料) |
| アクセス | JR「下関駅」からバスで約7分「唐戸」下車すぐ |
| 駐車場 | なし(唐戸市場駐車場や周辺コインパーキングを利用) |
| 楽しみ方 | テイクアウトランチ、散策、写真撮影 |
よくある質問 (FAQ)
Q. ここでお酒を飲んでもいいですか?
はい、マナーを守れば問題ありません。唐戸市場内ではビールなども販売されており、海を見ながら「昼飲み」を楽しむ観光客の方も多くいらっしゃいます。ゴミは必ず指定のゴミ箱へ捨てるか持ち帰りましょう。
Q. 夜も入れますか?
はい、24時間開放されています。夜は関門橋のライトアップや対岸(門司港)の夜景が見え、昼間の喧騒とは打って変わって静かでロマンチックな雰囲気になります。デートコースとしても人気です。
Q. 雨の日でも利用できますか?
屋根がない屋外エリアですので、雨の日の利用は難しいです。その場合は、唐戸市場の2階にあるイートインスペースや、カモンワーフの飲食店をご利用ください。
【まとめ】
市場の活気と、海峡の絶景。その両方を同時に味わえるのがこのウッドデッキの魅力です。
ただし、美味しいお寿司をトンビにさらわれないよう、空への警戒だけはお忘れなく!