
「ISO 400って、ザラザラした粒子感が味なんでしょ?」
そう思っているあなたにこそ、このDELTA 400を使って驚いてほしいんです!
実はこのフィルム、イルフォード独自の「コアシェル結晶テクノロジー」という最新技術で作られています。簡単に言うと、「粒の形を揃えて綺麗に並べることで、高感度なのに高画質」を実現したハイテクフィルムなんです。
風景から夜のスナップまで、なぜこのフィルムが「プロフェッショナル」の名を冠しているのか、深掘りしていきましょう!
1. 基本スペック:これだけは知っておこう
まずは基本情報から。
| 項目 | 内容 |
| 名称 | ILFORD DELTA 400 PROFESSIONAL |
| 感度 (ISO) | 400 (高感度・常用万能タイプ) |
| タイプ | パンクロマチック(全色感度)白黒ネガ |
| 技術 | コアシェル結晶テクノロジー(近代的な平板粒子) |
| フォーマット | 35mm, 120 (中判) |
| 位置づけ | HP5+と双璧をなす、イルフォードの「モダン」担当 |
💡 ここがポイント!
兄弟分の『HP5 PLUS』が「質実剛健なクラシックカー」なら、この『DELTA 400』は「最新エンジンのスポーツカー」。同じメーカーでも性格は全く別物です!
2. ここが凄い!DELTA 400の「3つの魅力」
① 驚異的な「微粒子」
「これ本当にISO 400?」と疑うレベルです。
従来のISO 100フィルム(FP4+など)に迫るほどの細かさを持っています。35mmフィルムで大きく引き伸ばしたり、高解像度スキャンをしても、ザラザラしたノイズが非常に少ないのが特徴です。
② 粘りのある「ハイライト」
コントラストはしっかりありますが、白い部分(ハイライト)が急に真っ白に飛ばず、粘り強くディテールを残してくれます。
夏の日差しや、夜の強い街灯の下でも、自然なトーンを保てる「優等生」なんです。
③ カミソリのような「シャープネス」
エッジの切れ込みが鋭く、被写体の質感を克明に描写します。
HP5+が「絵筆で描いたような滲み」なら、DELTA 400は「ペンで描いたような緻密さ」建物のディテールや、ポートレートでの瞳の輝きを逃しません。
3. 徹底比較!ライバルたちとどう違う?
ここが一番の悩みどころですよね。永遠のライバルたちと比較してみましょう!
vs ILFORD HP5 PLUS(同門対決:モダン vs クラシック)
同じイルフォードのISO 400ですが、写りは対極です。
- HP5 PLUS (クラシック):
- 粒子は不揃いで「味」がある。
- ラフな露出でも写る「寛容さ」が武器。
- ドキュメンタリーや、古い映画のような雰囲気を出したい時に。
- DELTA 400 (モダン):
- 粒子が整然としていて「クリア」。
- 適正露出で撮れば、圧倒的な「解像度」と「滑らかさ」を発揮。
- 「失敗したくない」ならHP5+、「高画質で残したい」ならDelta 400。
vs Kodak T-MAX 400 (T粒子対決:最大のライバル)
コダックの世界最高峰フィルム「T-MAX 400 (TMY-2)」とは、非常に良い勝負をします。
- Kodak T-MAX 400:
- コントラストが高く、「黒」が強く締まる。
- 非常に硬質で、クール・無機質な印象。デジタル的な完璧さ。
- ILFORD DELTA 400:
- T-MAXよりわずかに「柔らかさ」や「湿り気」があるトーン。
- ハイライトが飛びにくく、「モダンだけど、フィルムらしい情緒」が残っている。
- スキャンした時、T-MAXほど埃が目立たず扱いやすいのも隠れたメリット。
4. 作例で見るILFORD DELTA 400の世界:夜を切り裂くシャープネス
お待たせしました!実際にILFORD DELTA 400を使用して撮影した写真のイメージをご覧ください。ISO 400という感度を活かして、手持ち撮影でのスナップを中心にまとめました。






6. よくある質問(Q&A)
Q1. 初心者ですが、HP5+とDelta 400、どっちから始めるべき?
A. 「失敗したくない」「レトロな雰囲気が欲しい」ならHP5+。「デジタルカメラのようにパキッと綺麗に撮りたい」ならDelta 400がおすすめです。
Q2. 夜景撮影は三脚が必要ですか?
A. 街灯がある場所なら、ISO 400のおかげで手持ち撮影が可能です!ただし、真っ暗な場所や、光の軌跡を撮りたい場合は三脚を使ってください。
Q3. どこで買えますか?
A. 九州なら「カメラのキタムラ」や「タカチホカメラ」などの専門店などで購入可能です。HP5+より少し高いですが、その価値は十分にあります!
まとめ:高画質と高感度のいいとこ取り。「大人のモノクロ」を楽しもう。
いかがでしたか?
ILFORD DELTA 400 PROFESSIONALは、「フィルムの味」を残しつつ、現代の技術で「画質の限界」に挑んだ名作です。
ラフに撮るのも楽しいけれど、たまには背筋を伸ばして、目の前の景色を美しく、緻密に残してみませんか?
博多の夜も、阿蘇の朝霧も、このフィルムならきっと想像以上の「作品」にしてくれますよ。
さあ、次の週末はDelta 400をカメラに詰めて、新しい光を探しに行きましょう!