本妙寺の除夜の鐘は、大晦日の23時頃から整理券が配布され、先着108名まで無料でつくことができます。

熊本市西区にある加藤清正公の菩提寺として知られるこの名刹では、鐘つきだけでなく、迫力ある「水行式」も見学可能。2025年の締めくくりと2026年の新春を祝う、厳かで幻想的な体験があなたを待っています。

💡 編集部メモ:

例年、整理券は争奪戦になります。確実に鐘をつきたい場合は、配布開始の30分~1時間前には到着しておくことを強く推奨します。


なぜ「本妙寺」の年越しが選ばれるのか?

熊本市内を見渡す中尾山の中腹に位置する本妙寺。参道に並ぶ灯籠の明かりと、静寂を破る読経の声が、他にはない神聖な雰囲気を作り出します。

  • 加藤清正公のパワー: 戦国武将・加藤清正公が眠る浄池廟(じょうちびょう)へと続く長い石段は、登るだけで心が洗われるパワースポットです。
  • 幻想的なロケーション: 夜の闇に浮かび上がる仁王門や本殿は、写真映えも抜群。若い世代の参拝客も多く訪れます。

【参加ガイド】除夜の鐘を無料でつく手順

初めての方のために、当日の流れをステップ形式で解説します。

  1. 現地到着(22:00~22:30推奨):参道の階段(胸突雁木)を登り、本殿・鐘楼堂付近へ向かいます。
  2. 整理券の入手(23:00~):先着108名に整理券が配布されます。定員に達し次第終了となるため、ここが最大の勝負所です。
  3. 除夜の鐘つき開始:日付が変わる前後から順次、鐘をつき始めます。煩悩を払い、新しい年の願いを込めましょう。

必見!魂を揺さぶる「大荒行の水行式」

本妙寺の大晦日のもう一つのハイライトが、日蓮宗の大荒行僧による水行式です。

「極寒の深夜、下帯姿の僧侶たちが冷水を頭からかぶる姿は圧巻。その気迫と祈りの声は、見る者の魂を震わせます。」(地元観光ガイドの声)

この儀式は、見学するだけでも一年の厄が落とせそうなほどの迫力があります。動画撮影を考えている方は、場所取りも重要です。

地元編集者が教える「攻略Tips」

現地を知り尽くした編集部ならではの、失敗しないためのアドバイスをお届けします。

  • 足元注意: 「胸突雁木(むなつきがんぎ)」と呼ばれる急な石段があります。ヒールやサンダルは避け、スニーカー必須です。
  • 極寒対策: 山の中腹にあるため、市街地より気温が低く感じられます。カイロ、手袋、厚手のコートで完全防備を。
  • トイレ事情: 参道入り口や境内にありますが、混み合う前に済ませておくのがスマートです。

よくある質問(FAQ)

  • Q. 駐車場はありますか?
    • A. 周辺に駐車場はありますが、大晦日は大変混雑します。また、交通規制がかかる場合もあるため、公共交通機関(市電・バス)の利用が推奨されます。
  • Q. 予約はできますか?
    • A. 事前予約はありません。当日23時からの現地先着順のみです。
  • Q. 雨天でも行われますか?
    • A. 基本的には行われますが、荒天時は公式サイトをご確認ください。

基本情報一覧

項目内容
イベント名本妙寺 除夜の鐘(ほんみょうじ じょやのかね)
開催日時2025年12月31日(大晦日)
整理券配布:23:00~
料金/定員無料 / 先着108名
開催場所熊本県熊本市西区花園4-13-1 本妙寺
アクセスJR「熊本駅」から市電「本妙寺入口」下車、徒歩約10分(参道入口まで)
お問い合わせ096-354-1411(本妙寺)
公式サイト本妙寺公式ホームページ

まとめ

2025年の締めくくりは、加藤清正公に見守られながら、本妙寺で除夜の鐘をついてみませんか?

厳かな鐘の音と迫力の水行は、きっと2026年を素晴らしい年にするためのパワーを与えてくれるはずです。108人の枠に入るには早めの行動がカギ。あなたもこの特別な体験を、ぜひ現地で味わってください。

By kyushutv

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