門司港レトロ地区を散策していると、ひときわ目を引くレトロな建物があります。それが「ホーム・リンガ商会」です。昭和37年(1962年)に建てられたこの建物は、かつての国際貿易の繁栄を今に伝える貴重な存在です。今回は、ホーム・リンガ商会とその歴史についてご紹介します。
ホーム・リンガ商会とは?
ホーム・リンガ商会は、外国船舶の代理店業を営む会社です。船舶の入出港手続きや船員のサポートなど、国際的な物流を支える重要な役割を担っています。
ホーム・リンガ商会の歴史
ホーム・リンガ商会の前身は、戦前に門司港で活躍した貿易商社でした。当時、門司港は国際貿易の拠点として栄え、多くの外国商船が行き交っていました。その中で、この商社は日本と海外との貿易を促進し、日本の発展に貢献しました。
しかし、戦争の影響により、商社は閉鎖を余儀なくされました。戦後、かつての日本人従業員が門司の地で会社を再開したのが、現在のホーム・リンガ商会です。
ホーム・リンガ商会と門司港レトロ
ホーム・リンガ商会は、門司港レトロ地区の景観に溶け込むように佇んでいます。そのレトロな雰囲気は、訪れる人々に懐かしさと温かさを感じさせます。
ホーム・リンガ商会を訪れるには
ホーム・リンガ商会は、門司港レトロ地区の中心部に位置し、JR門司港駅から徒歩圏内です。周辺には、旧門司三井倶楽部や門司港レトロ展望室など、多くの観光スポットがあります。
まとめ
ホーム・リンガ商会は、門司港の歴史と国際貿易の繁栄を伝える貴重な存在です。門司港レトロ地区を訪れた際は、ぜひホーム・リンガ商会にも立ち寄り、その歴史を感じてみてください。
アクセス情報
住所 | 〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町9−9 ホームリンガー商会 |
電話 | 093-321-8843 |
アクセス | JR門司港駅から徒歩約10分 |