春の訪れを感じる長崎県平戸市で、毎年恒例の「平戸松浦家のひな人形展」が開催されます。200年以上前の貴重なひな人形を間近で見られる、またとない機会です。

平戸松浦家のひな人形展とは?

平戸藩主松浦家の歴史を伝える松浦史料博物館で、毎年開催されるひな人形展。

寛政の改革で有名な老中・松平定信の娘 蓁姫(しんひめ) が、松浦家へ輿入れする際に持参したという由緒あるひな人形と雛道具が展示されます。

平戸松浦家の雛人形の歴史

平戸松浦家は、江戸時代に平戸藩を治めていた名家で、その歴史は平安時代まで遡ります。松浦家には、代々受け継がれてきた貴重な雛人形や雛道具が数多く所蔵されており、毎年ひな祭りの季節になると、その一部が松浦史料博物館で展示されます。

平戸松浦家には、江戸時代から現代に至るまで様々な時代の雛人形が伝わっています。特に有名なのは、以下の2つの雛人形です。

  • 松浦詮(まつらあきら)の雛人形: 明治時代の最初の当主松浦詮が、娘のために作成させた雛人形です。
  • 真多呂(またろ)人形: 国宝「松浦屏風」に描かれる女性をモチーフにした現代作家の作品です。江戸時代初期の女性の衣装を立体的に再現した貴重な人形となっています。

これらの雛人形に加えて、松浦家には豪華な雛道具も数多く伝わっています。これらの雛人形や雛道具は、当時の文化水準の高さを物語っています。

平戸松浦家のひな人形展の見どころ

  • 歴史的価値の高いひな人形 約200年前のひな人形は、当時の文化や技術を知る上で貴重な資料です。
  • 精巧な雛道具 蒔絵などが施された豪華な雛道具は、美術品としても見ごたえ抜群!
  • 国の登録有形文化財「松浦史料博物館」 明治時代に建てられた松浦家の私邸を利用した博物館は、 それ自体が歴史的建造物です。

平戸松浦家のひな人形展 基本情報

開催期間2025年1月24日〜2025年4月3日
開催場所松浦史料博物館
住所長崎県平戸市鏡川町12
アクセス平戸市内よりバス・タクシー
問合せ先松浦史料博物館 電話番号:0950-22-2236

平戸松浦家のひな人形展についてのよくある質問

Q: 開催期間はいつですか?

A: 2025年1月24日から2025年4月3日までです。

Q: 場所はどこですか?

A: 長崎県平戸市鏡川町12番地にある松浦史料博物館です。

Q: 交通手段は?

A: 平戸桟橋バスターミナルから徒歩5分です。

Q: 展示内容について教えてください。

A: 明治時代の最初の当主松浦詮が娘のために作成させた雛人形と真多呂人形が展示されます。真多呂人形は、国宝「松浦屏風」に描かれる女性をモチーフにした現代作家の作品です。江戸時代初期の女性の衣装を立体的に再現した貴重な人形となっています。

Q: 問い合わせ先は?

A: 松浦史料博物館

  • 電話番号: 0950-22-2236
  • FAX番号: 0950-22-2281

Q: その他に知っておくべきことはありますか?

  • 毎年ひな祭りの季節になると、松浦家では雛人形と道具類が飾られます。
  • 真多呂人形は木目込み人形で、江戸時代中期に京都で始まりました。

まとめ

「平戸松浦家のひな人形展」は、歴史と文化に触れられる特別な展示会です。ぜひ、この機会に平戸を訪れてみてはいかがでしょうか。

By kyushutv

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