
福岡の夏を象徴する「博多祇園山笠」が、2025年も7月1日から15日まで開催されます!780余年の歴史を誇る博多の総鎮守・櫛田神社の大祭であり、2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された、日本を代表するお祭りです。博多の街が熱気に包まれる15日間、あなたもこの壮大な祭りの熱気を体感しませんか?
博多祇園山笠の魅力と見どころ
1. 街を彩る「飾り山笠」と「舁(か)き山笠」
祭りの期間中、福岡市街のあちこちに、華麗な人形などで装飾された「飾り山笠」と、男たちが担ぎ上げる「舁き山笠」が飾られます。それぞれに趣向を凝らした山笠は、祭り気分を盛り上げ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。特に飾り山笠は高さ10mを超えるものもあり、その迫力に圧倒されることでしょう。
2. 無事故を祈願する「お汐井とり」
祭りの始まりを告げるのは、無事故を祈願する「お汐井とり」の行事です。舁き手たちが箱崎浜まで行き、真砂(まさご)を清める様子は、祭りの神聖な一面を感じさせます。
3. 熱気あふれる「追い山ならし」と「集団山見せ」
祭りのクライマックスへ向かう7月12日には「追い山ならし」、13日には「集団山見せ」が行われます。この二日間では、舁き山笠が博多部から福岡部へと舁き入れられます。特に「追い山ならし」は本番さながらのスピード感と迫力で、本番への期待を高めます。
4. 祭りの最高潮「追い山笠」
そして、祭りの最終日である7月15日の早朝に行われるのが、クライマックスの「追い山笠」です。しめこみ姿の男たちが、重さ1トンを超える山笠を担ぎ、博多の町を文字通り「疾走」します。男たちの掛け声と、駆け抜ける山笠の迫力は、見る者すべてを興奮の渦に巻き込みます。この瞬間こそが、博多祇園山笠の醍醐味です!
イベント概要
項目 | 詳細 |
開催期間 | 2025年7月1日(火)~7月15日(火) |
開催場所 | 福岡市 旧博多部中心、櫛田神社 |
お問い合わせ | 福岡市観光案内所「観光プラザ天神」 092-751-6904<br>博多祇園山笠振興会(櫛田神社) 092-291-2951(9:00~17:00) |
関連HP | https://www.hakatayamakasa.com/ |
アクセス情報
JR「博多駅」から地下鉄に乗り換え、「櫛田神社前駅」で下車後、徒歩約2分とアクセス抜群です。福岡空港からも地下鉄で直接アクセスできるため、遠方からの来場者も安心です。
まとめ
福岡の熱い夏を告げる「博多祇園山笠」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された、歴史と伝統、そして男たちの情熱が凝縮された祭りです。街を彩る飾り山笠から、疾走する舁き山笠の迫力まで、見どころ満載の15日間。2025年7月、ぜひ福岡を訪れて、この唯一無二の祭りの熱気を肌で感じ、忘れられない夏の思い出を作ってください!