福岡市東区、博多湾に浮かぶ志賀島に鎮座する志賀海神社。全国の綿津見神社、海神社の総本社とされ、古くから海の守り神として信仰を集めています。航海安全、大漁満足、海上安全など、海にまつわるご利益はもちろん、交通安全、安産、縁結びなど、様々なご利益があるとされています。
志賀海神社の見どころ
- 海神の総本社: 綿津見三神(わたつみさんしん)を主祭神として祀り、全国の海神社、綿津見神社の総本社を称しています。海の安全を守る神様として、漁師や船乗りはもちろん、多くの人々の信仰を集めています。
- 古代ロマンを感じる: 志賀島は、神功皇后が三韓征伐の際に立ち寄った島として知られています。また、金印が発見された場所でもあり、古代史ファンにとっても興味深いスポットです。
- 美しい景観: 神社は、玄界灘を望む風光明媚な場所に位置しています。青い海と緑の松のコントラストが美しく、心が洗われるような景色が広がります。
- 貴重な文化財: 楼門や拝殿など、歴史的価値の高い建造物が数多く残されています。これらの建造物から、神社の歴史と伝統を感じることができます。
- ユニークな神事: 毎年10月に行われる「国土祭」では、「君が代」の歌詞が祝詞として唱えられる「歩射祭」が行われます。国歌の起源とも言われる、珍しい神事です。
基本情報
項目 | 内容 |
名称 | 志賀海神社 |
住所 | 〒811-0323 福岡県福岡市東区志賀島877 |
電話番号 | 092-603-6501 |
アクセス | JR香椎線「西戸崎駅」からバスで約10分、「志賀島」バス停下車、徒歩約10分 |
駐車場 | あり |
イベント情報
- 歩射祭: 1月中旬
- 山誉種蒔漁猟祭: 4月15日
- 七夕祭: 8月6日~7日
- 男山祭: 10月1日
- 御神幸祭: 隔年、国土祭前日
- 山誉漁猟祭: 11月15日
- 国土祭: 10月第2月曜
まとめ
志賀海神社は、海の守り神として、そして古代ロマンを感じられる神社として、多くの人々に愛されています。ぜひ、訪れて、その歴史と自然、そして神聖な雰囲気を体感してください。