福岡県宗像市に鎮座する宗像大社 辺津宮。日本神話に登場する宗像三女神の一柱、市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)を祀る神社です。沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮とともに、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として、ユネスコ世界遺産に登録されています。
宗像大社 辺津宮の見どころ
- 世界遺産: 古代から続く宗像三女神信仰の中心地として、2017年に世界遺産に登録されました。辺津宮は、その信仰の歴史と文化を体感できる貴重な場所です。
- 市杵島姫神: 航海安全、交通安全、芸能上達など、様々なご利益があるとされる女神様です。
- 重要文化財: 現在の本殿と拝殿は、16世紀末に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。桃山時代の建築様式をよく残しており、歴史的価値の高い建造物です。
- 高宮祭場: 辺津宮の背後には、古代祭祀遺跡である高宮祭場があります。沖ノ島と共通する祭祀が行われていた場所で、古代の歴史ロマンを感じることができます。
- 神宝館: 宗像大社に伝わる貴重な宝物を展示する博物館です。国宝や重要文化財を含む、約8万点もの収蔵品があります。
- 自然豊かな環境: 辺津宮は、緑豊かな自然に囲まれています。境内を散策しながら、心穏やかに過ごすことができます。
基本情報
項目 | 内容 |
名称 | 宗像大社 辺津宮 |
住所 | 〒811-3701 福岡県宗像市田島2331 |
電話番号 | 0940-62-1311 |
営業時間 | 参拝自由 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | JR鹿児島本線「東郷駅」からバスで約12分、「宗像大社前」バス停下車すぐ |
まとめ
宗像大社 辺津宮は、世界遺産に登録された、歴史と文化の香り高い神社です。ぜひ、訪れて、その魅力を体感してください。