福岡県北九州市小倉南区、雄大なカルスト台地・平尾台に佇む目白鍾乳洞。
平尾台には、千仏鍾乳洞、牡鹿鍾乳洞と合わせて3つの鍾乳洞がありますが、目白鍾乳洞は全長2,160mと、その中でも最も長い鍾乳洞です。
今回は、目白鍾乳洞の魅力を、歴史や見どころ、アクセス情報などを交えて詳しくご紹介します。
目白鍾乳洞:その名前の由来
「目白」という名前の由来は定かではありませんが、白い鍾乳石が密集している様子が、鳥のメジロの白い羽に似ているからという説があります。
その名の通り、洞内には、白く輝く鍾乳石が数多く見られます。
まるで、たくさんのメジロが羽を休めているかのような、幻想的な光景が広がっています。
平尾台最長!横穴式鍾乳洞を探検
目白鍾乳洞は、横方向に広がる横穴式の鍾乳洞です。
そのため、縦穴式の鍾乳洞に比べて、比較的楽に探検できます。
全長は2,160mと、平尾台にある鍾乳洞の中で最も長く、変化に富んだ鍾乳石の景観を楽しむことができます。
目白鍾乳洞の見どころ
南洞(公開部分)
現在、観光洞として整備されているのは南洞の約200mです。
比較的広い空間が続き、様々な形の鍾乳石を間近で見ることができます。
つらら石、石筍、石柱、カーテンなど、自然が作り出した芸術作品に目を奪われます。
北洞・白蛇支洞(未公開部分)
北洞には、大ホールやプール、落差20mの滝などがあるそうですが、現在は立ち入り禁止となっています。
また、南洞から分岐する白蛇支洞も、現在は立ち入り禁止です。
これらの未公開部分には、まだまだ未知の絶景が眠っているかもしれません。
目白鍾乳洞 基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒803-0180 福岡県北九州市小倉南区平尾台3丁目1番1号 |
アクセス | 車:小倉駅から国道322号線で約30分、小倉南ICから約15分 公共交通機関:JR日田彦山線「石原町駅」からおでかけ交通で「平尾台自然観察センター」まで約20分、そこから遊歩道を約45分 |
駐車場 | 10台程度(無料) |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
料金 | 大人:500円、小人(中学生以下):250円 |
電話番号 | 093-451-6315 |
よくある質問
Q. 目白鍾乳洞までの公共交通機関でのアクセス方法を教えてください。
A. JR日田彦山線「石原町駅」からおでかけ交通を利用し、「平尾台自然観察センター」まで約20分。そこから遊歩道を約45分歩く必要があります。
Q. 目白鍾乳洞は、子どもでも入洞できますか?
A. はい、入洞できます。ただし、足元が滑りやすい場所もあるので、注意が必要です。
まとめ
目白鍾乳洞は、平尾台で最も長い鍾乳洞であり、変化に富んだ鍾乳石の景観を楽しめる場所です。
ぜひ、神秘的な地下世界を探検してみてはいかがでしょうか。