福岡県北九州市八幡東区にある高炉台公園

八幡製鉄所(現在の日本製鉄九州製鉄所)をイメージして整備された公園で、シンボルとなっている溶鉱炉を模したモニュメントが特徴です。

今回は、高炉台公園の魅力を、歴史や見どころ、アクセス情報などを交えてご紹介します。

高炉台公園:戦後復興の象徴

高炉台公園の歴史は、戦後復興事業の一環として始まりました。

昭和26年(1951年)、八幡製鉄所のそばにあった熊本山公園を総合公園として整備することになり、公園名を高炉台公園と改称。

八幡市政40周年の昭和32年には、リニューアルオープンしました。

八幡製鉄所は、日本の近代化を支えた重要な産業であり、高炉台公園は、その歴史を今に伝えるシンボル的な存在となっています。

高炉台公園の見どころ

溶鉱炉モニュメント

公園の中央に位置する、旧八幡製鉄所の溶鉱炉を模したモニュメントは、展望台としても利用できます。

ここからは、洞海湾や皿倉山、市街地を一望できる絶景が広がります。

色とりどりのツツジ

約45,000本ものツツジが植えられており、例年5月頃に見頃を迎えます。

赤、白、ピンクなど、色とりどりのツツジが咲き乱れる様子は圧巻です。

さくら広場

小さな子ども向けの遊具があり、お花見も楽しめる広場です。

自然豊かな環境

自然の起伏に富んだ地形を利用した公園で、帆柱山系の山々や周辺市街地の展望を楽しめます。

その他施設

野外音楽堂、芝生広場、野球場、体育館など、様々な施設があります。

高炉台公園へのアクセス

  • 所在地: 北九州市八幡東区中央3丁目9番
  • 公共交通機関: JR八幡駅から西鉄バス「中央三丁目」下車、徒歩約10分
  • : 駐車場:82台(八幡東体育館の駐車場と兼用、無料)

高炉台公園 基本情報

項目内容
開設面積10.3ヘクタール
駐車場82台(無料)
利用時間午前9時から午後9時まで (年末年始は利用不可)
問い合わせ先八幡東区まちづくり整備課 電話:093-671-0803

まとめ

高炉台公園は、歴史的な背景を持ちながら、自然と触れ合える場所として、また市民の憩いの場として親しまれています。

ぜひ、足を運んで、ツツジや展望台からの眺めを楽しんでください。

By kyushutv

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