教皇庁が発行する「教皇庁年鑑」に記されている、ローマ教皇(Romanus Pontifex)の肩書きは、以下のとおりです。
 
ローマの司教、
イエス・キリストの代理者、
使徒たちのかしらの後継者、
普遍教会の最高司教、
イタリア首座司教、
ローマ管区首都大司教、
バチカン市国元首、
神のしもべたちのしもべ

 
使徒の一人であったペトロは、キリストから使徒のかしらに選ばれ、全教会の世話を託されました。
ペトロが殉教した地ローマの教会の司教は、ペトロの後継者として全世界に広がるカトリック教会の司教団の筆頭であり、ローマ教皇と呼ばれます。
ペトロと他の使徒たちが、一つの共同体を構成したように、ペトロの後継者である教皇と、使徒たちの後継者である司教たちは互いに結ばれ、普遍教会を構成しています。その意味で、ローマ教皇は教会の一致の象徴です。
 
教皇は、コンクラーベと呼ばれる枢機卿会の選挙によって選ばれます。
選挙権をもつのは、80歳未満の枢機卿です。コンクラーベは、規定の有効得票数(投票総数の3分の2以上)を得る人が出るまで繰り返されます。
有効得票数を得た人は、その選出を受諾した瞬間から教皇の権限をもつことになります。教皇はまず、ローマの司教ですので、選出時に司教でない場合には、就任に先立って司教に叙階されます。
 
教皇職は終身ですが、自発的に辞任できます。辞任が自由に発意され、正しく表現されていれば有効であり、だれからも受理される必要はありません。
カトリック中央評議会より引用
 
 

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