
唐戸市場の目の前、海峡に映えるレトロな赤い灯台。
活気あふれる唐戸市場のすぐそば、防波堤の先端に佇む赤い灯台が「下関外浜町防波堤灯台」です。
対岸にある白い灯台(あるかぽーと東防波堤灯台)と対になって港の安全を見守る姿から、通称**「恋人灯台」**とも呼ばれるロマンチックなスポット。
「デザイン灯台」として整備されたフォトジェニックな姿は、観光客だけでなく、地元の釣り人たちにも愛されています。
2つの灯台を結ぶ「恋の伝説」
この赤い灯台は、対岸(海響館側)にある「白灯台」とセットで楽しむのが定番です。
関門海峡を背景に、赤と白の灯台が向かい合って立つ風景はとても絵になります。
- 恋人灯台の伝説:「2つの灯台を二人で巡って触れると、永遠に結ばれる」というジンクスがあり、デートスポットとしても人気です。カモンワーフや唐戸市場での食事の後に、海風を感じながら防波堤を散歩してみてはいかがでしょうか。
レトロで可愛い「デザイン灯台」
ただの灯台ではありません。地域の景観に合わせて美しくデザインされた**「デザイン灯台」**の一つです。
大正時代を思わせるクラシカルなフォルムと鮮やかな赤色は、青い海と空によく映えます。関門橋や行き交う船をバックに撮影すれば、旅の思い出に残る一枚が撮れること間違いなしです。
隠れた人気「釣りスポット」
観光地でありながら、実は魚影の濃い釣りスポットとしても知られています。
足場が良く、アジ、メバル、クロダイ(チヌ)、イカなどが狙えるため、休日にはファミリーで釣りを楽しむ姿も見られます。
(※釣りをする際は、周囲の観光客や船の往来に十分注意し、ゴミは持ち帰りましょう)
Editor’s Note: 夜の散歩もおすすめ
夜になると灯台に明かりが灯り、関門海峡の夜景とともに幻想的な雰囲気を醸し出します。カモンワーフや海響館のライトアップと合わせて、静かな夜の港を歩くのも乙なものです。
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| スポット名 | 下関外浜町防波堤灯台(赤灯台) |
| 住所 | 山口県下関市唐戸町5 |
| 見学 | 自由(24時間・無料) |
| アクセス | JR「下関駅」からバスで約7分「唐戸」下車、徒歩約5分 (唐戸市場の海側遊歩道を歩いてすぐ) |
| 駐車場 | なし(近隣の「唐戸市場駐車場」やコインパーキングを利用) |
| 周辺情報 | 唐戸市場、カモンワーフ、関門汽船乗り場 |
よくある質問 (FAQ)
Q. 灯台の中に入れますか?
いいえ、内部には入れません。外観の見学と、防波堤からの景色をお楽しみください。
Q. 「白灯台」へはどうやって行きますか?
赤灯台(唐戸市場側)から白灯台(あるかぽーと側)へは、海を挟んでいるためぐるっと回る必要があります。カモンワーフの前を通って徒歩約10分~15分程度です。散歩コースとしてちょうど良い距離です。
Q. 釣り具のレンタルはありますか?
灯台周辺にレンタルショップはありません。釣りを予定されている方は、道具を持参する必要があります。
【まとめ】
美味しいお寿司でお腹を満たした後は、腹ごなしに「赤灯台」までお散歩。
関門海峡の絶景を独り占めできる防波堤の先端で、心地よい海風に吹かれてみませんか?
カップルの方は、ぜひ対岸の「白灯台」とセットで巡って愛を深めてくださいね!