竜宮城のような朱塗りの門が印象的な「赤間神宮」

山口県下関市にある赤間神宮は、壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祀る神社です。竜宮城をイメージして建てられた朱塗りの水天門が特徴的で、多くの参拝客が訪れます。

赤間神宮は、壇ノ浦の戦いでわずか8歳で入水した安徳天皇を祀る神社です。安産、家内安全、無病息災、開運招福、海上安全、商売繁盛など、幅広いご利益があるとされています。

朱塗りの水天門は、竜宮城をイメージして建てられました。鮮やかな朱色が印象的で、写真撮影スポットとしても人気があります。

境内には、安徳天皇阿弥陀寺御陵や宝物殿、高浜虚子句碑、七盛塚など、数多くの見どころがあります。

安徳天皇阿弥陀寺御陵は、安徳天皇の御陵で、玉垣と土塀で二重に囲まれています。

宝物殿には、源平合戦に関する貴重な資料などが展示されています。

高浜虚子句碑は、俳人・高浜虚子が詠んだ句が刻まれた碑です。

七盛塚は、壇ノ浦の戦いで亡くなった平家一門の供養碑です。

赤間神宮は、小泉八雲の怪談「耳なし芳一」の舞台となった寺院「阿弥陀寺」の跡地に建てられています。境内には芳一堂や平家一門の墓など、「耳なし芳一」にまつわるスポットもあります。

毎年5月2日～4日には、安徳天皇を偲ぶ「先帝祭」が開催されます。上臈参拝は、豪華な衣装をまとった太夫が外八文字という独特の足さばきで参拝する様子を見ることができます。

豪華絢爛！関の先帝ゆかりの先帝祭

赤間神宮は、歴史と伝説に彩られた、見どころ満載の神社です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。