
学問の神様が愛した「飛梅」が咲く頃、門前町は春の祝祭へ。
福岡県を代表する観光地、太宰府天満宮。
境内の約6,000本もの梅が見頃を迎える季節に合わせて、**2026年2月7日(土)から3月20日(金・祝)までの42日間、恒例の「太宰府天満宮門前まつり」**が開催されます。
参道には香ばしい「梅ヶ枝餅」の香りが漂い、境内では平安時代の雅な宴「曲水の宴」が再現されるなど、太宰府が一年で最も華やぐシーズン。
歴史と美食、そして春の息吹を感じるお祭りの見どころをご紹介します。
1. 平安の雅を今に伝える「曲水の宴」
この期間中のハイライトといえば、なんといっても**「曲水の宴(きょくすいのえん)」**です。
- 平安絵巻の再現:十二単(じゅうにひとえ)や衣冠束帯(いかんそくたい)などの平安装束を身にまとった参宴者が、庭園の曲がりくねった小川(曲水)のほとりに座ります。
- 歌を詠む優美な儀式:上流から流れてくる酒盃(しゅはい)が自分の前を通り過ぎる前に、和歌を詠み、盃を干すという雅な行事。梅の花が咲き誇る中で行われるこの儀式は、現代にいることを忘れさせるほどの美しさです。(※開催日は期間中の特定日となります。詳細は公式サイトをご確認ください)
2. 門前町ならではの「おもてなし」と「体験」
「門前まつり」の名前の通り、神社の境内だけでなく、参道や周辺のお店も一体となって盛り上がります。
- 古代米入り梅ヶ枝餅:太宰府名物といえば「梅ヶ枝餅」ですが、まつり期間中は**「古代米入り」**の特別な梅ヶ枝餅のプレゼント企画などが行われます(※数量限定・日時指定あり)。普段の白いお餅とは違う、紫がかったモチモチの食感は必食です。
- 木うそ絵付け体験:太宰府の伝統民芸品「木うそ」。この期間中は、無料で絵付け体験ができるチャンスがあります。自分だけの表情をした「木うそ」は、幸運を招く最高のお土産になります。
- スタンプラリー:門前町を巡るスタンプラリーも開催。散策しながらスタンプを集めれば、太宰府の新しい魅力を発見できるかもしれません。
3. 厄払いと還暦を祝う「梅上げ行事」
期間中には、地域に根付いた勇壮な伝統行事も行われます。
- 梅上げ:還暦を迎える男女が、初老の厄払いとして梅の木や竹を神社に奉納する行事です。賑やかなお囃子と共に参道を練り歩く姿は、太宰府の春の風物詩となっています。
Editor’s Note: 梅の見頃について
太宰府天満宮の梅(飛梅など)は、例年2月中旬から3月上旬にかけて見頃を迎えます。門前まつりの期間は、まさに梅のベストシーズンと重なります。カメラを持って出かけるのをお忘れなく!
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| イベント名 | 太宰府天満宮門前まつり |
| 開催期間 | 2026年2月7日(土)~3月20日(金・祝) |
| 開催場所 | 太宰府天満宮 境内・参道周辺(福岡県太宰府市宰府4-7-1) |
| 主な催し | 曲水の宴、池坊華展、梅上げ、スタンプラリー、木うそ絵付け体験 ほか |
| 料金 | 参加無料(一部体験等は条件あり) |
| アクセス | 西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩約5分 JR鹿児島本線「二日市駅」からバスまたはタクシーで約15分 |
| 駐車場 | 太宰府駐車センターほか(有料) ※梅の時期は非常に混雑します |
| お問い合わせ | 092-925-1880(太宰府市観光案内所) |
| 公式サイト | 太宰府観光協会 |
よくある質問 (FAQ)
Q. 「曲水の宴」はいつ行われますか?
例年、3月の第1日曜日に行われることが多いですが、年によって変動する可能性があります。必ず事前に太宰府天満宮または観光協会のホームページで正確な日時をご確認ください。
Q. 古代米入り梅ヶ枝餅はどこで買えますか?
門前まつりの「プレゼント企画」として配布されるほか、毎月17日(きゅーはくの日)や25日(天神さまの日)などに販売している店舗があります。まつり期間中の特別販売については、参道の各店舗にお尋ねください。
Q. 車で行っても大丈夫ですか?
2月から3月の梅のシーズンは、一年で最も混雑する時期の一つです。周辺道路は大渋滞し、駐車場も満車になりがちです。可能な限り、西鉄電車(太宰府駅下車)のご利用を強くおすすめします。
【まとめ】
2026年の早春は、梅の香りに包まれる太宰府へ。
美しい平安装束の宴を眺め、焼きたての梅ヶ枝餅を頬張る。
五感すべてで春を感じる、贅沢な一日をお過ごしください。
まずは「曲水の宴」の日程をチェックして、計画を立てましょう!