写真提供:熊本県観光連盟

熊本県八代市、静かな住宅街の中に佇むシャルトル聖パウロ修道女会八代修道院は、100年以上の歴史を持つカトリックの修道院です。 白とブルーを基調とした美しい建物は、国の登録有形文化財にも指定されており、その歴史と文化的な価値の高さが窺えます。

知っておきたい基礎情報

まずは、シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院について、知っておくべき基本的な情報をご紹介します。

項目内容
名称シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院
所在地熊本県八代市
設立年1900年
文化財国登録有形文化財
活動内容教育、福祉、地域貢献

シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院の歴史

明治時代に八代へ

1900年(明治33年)、フランスのシャルトル聖パウロ修道女会から3人の修道女が八代に派遣されました。 彼女たちは、まず医療活動を行い「博愛医院」を開設しました。 その後、身寄りのない子供たちを引き取って育てたことが、現在の児童養護施設「八代ナザレ園」へと繋がっています。

八代白百合学園の設立

1909年(明治42年)には「八代技芸女学校」が開校し、後に「八代白百合学園」として発展しました。 現在も、シャルトル聖パウロ修道女会は八代白百合学園の運営に携わり、教育活動を行っています。

建物について

修道院の建物は、明治時代に建てられたものが現存しており、2000年に国の登録有形文化財に指定されました。 白とブルーを基調とした美しい建物は、当時の面影を今に伝えています。

シャルトル聖パウロ修道女会の活動

シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院は、現在も様々な活動を行っています。

  • 教育: 八代白百合学園の運営に携わり、教育活動を行っています。
  • 福祉: 児童養護施設「八代ナザレ園」を運営し、子供たちの養育を行っています。
  • 地域貢献: 地域住民との交流やボランティア活動など、地域貢献活動を行っています。

見学情報

シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院は、一般公開されていません。 八代白百合学園の敷地内にありますが、直接の交流はできません。

まとめ

シャルトル聖パウロ修道女会八代修道院は、八代の歴史と文化を今に伝える貴重な存在です。 その美しい建物と、地域に貢献する活動は、多くの人々に敬愛されています。

By kyushutv

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