山口県下関市、豊田町に佇む神上寺は、8世紀初頭に開かれた歴史ある古刹。下関市最高峰の華山(713m)の二合目に位置し、「西の高野」とも呼ばれる、自然豊かな場所に建っています。今回は、神上寺の魅力をたっぷりご紹介します。
神上寺の見どころ
- 苔むした神秘的な参道: 長い石段の参道は、苔むして緑に覆われ、静寂な空気が漂います。木漏れ日が差し込む様子は、神聖な雰囲気を感じさせます。
- 雪舟の庭: 室町時代の水墨画家・雪舟が作庭したと伝わる庭園。自然の地形を巧みに利用した、趣のある池泉庭園です。
- 樹齢800年の大イチョウ: 境内には、樹齢800年を超える大イチョウや、数百本のカエデがそびえ立ちます。特に秋の紅葉は圧巻で、燃えるような赤や黄色に染まる木々が、苔むした参道と美しいコントラストを描きます。
- 華山登山: 神上寺は、華山への登山口にもなっています。登山道は整備されており、山頂からは360度のパノラマ絶景を楽しむことができます。
神上寺の基本情報
項目 | 内容 |
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住所 | 〒750-0451 山口県下関市豊田町江良624 |
アクセス | JR小月駅よりバスで約30分、「石町」バス停下車、徒歩約20分 中国自動車道小月ICから約20分 |
駐車場 | 無料駐車場あり(約20台) |
神上寺周辺の観光スポット
- 豊田湖: 豊田町にある人造湖。湖畔にはキャンプ場や温泉施設があり、自然を満喫できます。
- 一の俣温泉: 神上寺から車で約10分。日帰り入浴も可能です。
まとめ
神上寺は、歴史と自然、そして神聖な雰囲気を味わえる魅力的なスポットです。下関を訪れた際には、ぜひ足を運んで、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。