福岡県北九州市小倉北区の高台に位置する手向山公園。
響灘と関門海峡を見下ろす絶景スポットとして、また、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地として有名な巌流島を望むことができる場所としても知られています。
今回は、手向山公園の魅力を、歴史や見どころ、アクセス情報などを交えてご紹介します。
手向山公園:歴史と自然が調和する場所
手向山公園の歴史は古く、江戸時代には小倉藩の家老・宮本伊織の所領地でした。
明治時代以降は、旧日本軍の砲台が設置されるなど、軍事的な要衝としても重要な役割を担っていました。
現在では、公園として整備され、市民の憩いの場となっています。
園内には、宮本武蔵顕彰碑や砲台跡などの史跡が残っており、歴史を感じることができます。
手向山公園の見どころ
絶景パノラマ
手向山公園の最大の魅力は、なんといってもその眺望です。
展望広場からは、関門海峡、響灘、巌流島、関門橋、そして北九州市街地を一望できます。
特に、夕暮れ時は、空と海が茜色に染まり、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
宮本武蔵ゆかりの地
手向山公園には、宮本武蔵の養子である宮本伊織によって建てられた武蔵顕彰碑があります。
この碑には、武蔵の剣歴や二刀流を生み出す工夫、巌流島の決闘までの様子などが刻まれています。
武蔵ファン必見のスポットです。
史跡めぐり
公園内には、武蔵顕彰碑以外にも、歴史を感じさせる史跡が点在しています。
- 旧日本軍の砲台跡
- 宮本伊織の屋敷跡
- 手向山神社
これらの史跡を巡りながら、歴史に思いを馳せるのもおすすめです。
手向山公園 基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒802-0032 福岡県北九州市小倉北区赤坂4丁目 |
アクセス | JR小倉駅から西鉄バス門司方面行き「手向山」下車 徒歩約5分 |
駐車場 | あり |
面積 | 8.0ha |
問い合わせ先 | 北九州市観光協会 093-541-4151 |
まとめ
手向山公園は、絶景、歴史、自然が楽しめる、魅力あふれる公園です。
ぜひ、足を運んで、その魅力を体感してください。