福岡県糟屋郡篠栗町にある瑠璃山正法寺は、眼病平癒にご利益があるとされる真言宗御室派の寺院です。四季折々の花々が咲き乱れる境内は「花の寺」としても知られ、訪れる人々の心を和ませてくれます。
瑠璃山正法寺の歴史
瑠璃山正法寺の創建は、奈良時代末期に遡ります。唐から帰国した弘法大師空海が、この地で修行を行い、十一面観音を刻んで安置したのが始まりと伝えられています。その後、鎌倉時代に再興され、江戸時代には福岡藩主・黒田家の庇護を受け、現在に至るまで多くの人々の信仰を集めています。
瑠璃山正法寺の見どころ
- 眼病平癒の十一面観音: 本尊の十一面観音は、眼病平癒にご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。
- 四季折々の花々: 境内には、梅、桜、ツツジ、アジサイ、紅葉など、四季折々の花々が咲き乱れます。特に、春には約200本の桜が咲き誇る桜の名所として知られています。
- 三重塔: 江戸時代に建立された三重塔は、篠栗町のシンボル的な存在です。
- 鐘楼: 梵鐘は篠栗町指定有形文化財に指定されています。
- 篠栗四国八十八ヶ所霊場: 正法寺は、篠栗四国八十八ヶ所霊場の第5番札所となっています。
瑠璃山正法寺の基本情報
項目 | 内容 |
住所 | 〒811-2404 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗475-2 |
電話番号 | 092-947-0318 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | あり |
アクセス | 車:九州自動車道「福岡IC」から約20分 電車:JR篠栗線「篠栗駅」から徒歩約15分 バス:JR篠栗線「篠栗駅」から西鉄バス「山王」行きで約5分、「正法寺前」バス停下車すぐ |
瑠璃山正法寺は、眼病平癒のご利益と美しい花々で知られる、心安らぐ寺院です。ぜひ訪れて、心穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。