写真提供:福岡県観光連盟

福岡県みやま市に佇む清水寺は、天台宗の開祖・最澄が開いた由緒ある寺院です。安産、縁結び、子授けの観音様として広く知られ、多くの女性が参拝に訪れます。

清水寺の見どころ

  • 最澄ゆかりの観音様: 大同元年(806年)、唐から帰国した最澄が、自らねむの木で千手観音像を刻んだのが始まりと伝えられています。慈悲深い観音様は、人々の願いを優しく包み込みます。
  • 県指定文化財の山門: 延享2年(1745年)、柳川の藩主・立花貞則公が建立した山門は、福岡県指定文化財。当時の建築技術の粋を集めた見事な建造物で、2階内部には文殊菩薩、釈迦如来、四天王などが祀られています。
  • シンボル・三重塔: 鮮やかな朱塗りの三重塔は、清水寺のシンボル。天保7年(1836年)に、大阪の四天王寺の五重塔を模して建立されました。こちらも県指定文化財に指定されています。
  • 乳父観音: 最澄の弟子である慈覚大師が、嘉祥元年(848年)に観音様を祀ったのが始まりとされる乳父観音。母乳の出が良くなるようにと祈願する場所として知られ、乳房を形どったものを奉納する風習があります。

基本情報

項目内容
名称清水寺
住所〒835-0003 福岡県みやま市瀬高町本吉1119-1
電話番号0944-63-7625
駐車場あり
アクセス九州自動車道「みやま柳川IC」から約5分<br>JR鹿児島本線「瀬高駅」からタクシーで約10分

まとめ

清水寺は、最澄ゆかりの観音様を祀る、歴史と由緒ある寺院です。安産、縁結び、子授けなど、女性の願いを叶えてくれるパワースポットとしても知られています。みやま市を訪れた際は、ぜひ清水寺に足を運んで、心願成就を祈願してみてはいかがでしょうか。

By kyushutv

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