420年の歴史が育んだ、日本一の熱狂

鹿児島県薩摩川内市で毎年秋分の日の前日に開催される「川内大綱引」。全長365m、重さ7トンという日本一の大綱を、3,000人もの男たちが引き合う姿は圧巻の一言。2024年3月には、国の重要無形民俗文化財にも指定され、その歴史的価値も高く評価されています。

見どころ

  • 綱練りから始まる一大イベント: 当日朝から約1,500人の市民が参加し、365本の縄から大綱を練り上げる様子は、まさに地域の絆を感じさせる光景です。
  • 3,000人の男たちの熱き戦い: 上半身裸にサラシを巻いた「ハダカ」と呼ばれる男たちが、大綱を引き合う姿は迫力満点。特に、敵陣に押し込む「押し隊」のぶつかり合いは、見る者を圧倒します。
  • 420年の歴史と伝統: 川内大綱引は、関ヶ原の戦いの際に島津義弘が始めたという説もあり、420年以上の歴史を誇ります。その伝統と熱気は、訪れる人々を魅了します。

基本情報

項目内容
住所鹿児島県薩摩川内市鳥追町
電話番号0996-21-1851(川内大綱引保存会)
開催日2024年9月22日(日)
開催場所鹿児島県薩摩川内市国道3号 向田側 または 大小路側(交代開催)
交通アクセスJR「川内駅」から徒歩約20分
駐車場当日、道路は混み合います。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
ホームページ公式サイト(川内大綱引保存会)<br>こころ(薩摩川内観光物産ガイド)

一度見たら忘れられない、熱狂と感動の渦

川内大綱引は、単なる綱引きではなく、地域の人々の情熱と歴史が織りなす一大スペクタクル。ぜひ一度、その目で体感してみてください。きっと、忘れられない思い出になるはずです。