キャプチャ321589毎年7月の第一日曜日、早朝から深江海岸や一貴山(いきさん)川、羅漢川の側で「祭壇づくり」から始まります。

祭壇は砂で作られます。
およそ1.8メートル四方、高さおよそ50センチメートルに盛り上げられ、
四隅に竹を立て、しめ縄が巻かれます。
祭壇横には子どもたちが飾った小竹を立てます。
この飾り付けた小竹や、竹の皮で包み、ひもをつけた「お守りづくり」、祭壇に立てる大竹を切りにゆく「竹切り」、大竹に下げる「幡づくり」、必要な食材や金銭を集める「米きり」「切り銭集め」など、当日まで準備が行われます。

祭壇が完成すると深江神社と鎮(ちん)懐石(かいせき)八幡宮(はちまんぐう)の神職による神事が執り行われます。
神事が終わると、祭壇から大竹を引き抜き
子どもたちは大竹を海に引き入れる「竹流し」を行います。
この行事によって海開きとなるのです。

ふくおかインターネットテレビより掲載