
2026年1月1日、日本百名山の一つ「開聞岳(かいもんだけ)」の山頂から、東シナ海を黄金色に染めて昇る初日の出を拝みませんか? 別名「薩摩富士」と呼ばれる美しい円錐形の山頂からは、360度の大パノラマ絶景が広がります。新年の幕開けを、達成感とともに迎えましょう!
360度の絶景!「薩摩富士」でのナイトハイク
標高924m、指宿のシンボルである開聞岳。その端正な姿から**「薩摩富士」**と称され、多くの登山愛好家に愛されています。
元旦の未明、ヘッドライトの明かりを頼りに山頂を目指す「初日の出登山」は、苦労して登り切った者だけが見られる特別な光景が待っています。
山頂からは、指宿の街並みや池田湖はもちろん、広大な東シナ海、雄大な桜島、大隅半島が一望できます。空気が澄んでいれば、遠く霧島連山や世界遺産の屋久島まで見渡せることも!
登山の難易度と注意点
開聞岳は登山道が整備されており、比較的登りやすい山ですが、「登山」であることには変わりありません。
- 所要時間: 登山口から山頂まで、大人の足で約2時間半〜3時間かかります。
- 装備: 日の出(7:15頃)に間に合わせるには、真っ暗な中を歩くナイトハイクとなります。ヘッドライト(懐中電灯)、防寒着、登山靴、飲み物は必須です。
- 混雑: 登山道は一本道のため、元旦は山頂付近で行列ができることもあります。時間に余裕を持って出発しましょう。
Editor’s Note: 感動の瞬間
水平線から太陽が顔を出し、円錐形の開聞岳の影(影開聞)が海面に映し出される光景は幻想的です。山頂は風が強く極寒ですので、止まった瞬間に汗冷えしないよう、ダウンジャケットなどの防寒対策は万全に!
2026年 開催概要
ご来光の予想時刻は7:15前後です。逆算して、深夜3時〜4時頃には登り始めるのが一般的です。
- 開催日: 2026年1月1日(木・祝)
- 場所: 開聞岳 山頂
- 登山口: 2合目登山口(かいもん山麓ふれあい公園付近)
基本情報 (Access & Info)
| 項目 | 詳細 |
| スポット名 | 開聞岳(かいもんだけ) |
| 目的 | 初日の出登山 |
| 開催日 | 2026年1月1日 |
| 住所 | 鹿児島県指宿市開聞十町 |
| お問い合わせ | かいもん山麓ふれあい公園:0993-32-5566 |
| アクセス | JR指宿枕崎線「開聞駅」から登山口まで徒歩約20分 JR「指宿駅」から車で約30分 |
| 駐車場 | あり(かいもん山麓ふれあい公園など) |
| 公式サイト | 指宿市観光協会 |
よくある質問 (FAQ)
Q. 登山初心者でも登れますか?
道に迷う箇所は少なく、技術的に難しい場所はありませんが、標高差があるため体力は必要です。また、暗闇の中での登山となるため、経験者との同行をおすすめします。スニーカーではなく、登山靴が望ましいです。
Q. 駐車場はありますか?
「かいもん山麓ふれあい公園」の駐車場などが利用可能です。ただし、初日の出登山客で混雑するため、早めの到着をおすすめします。
Q. トイレはありますか?
登山口(2合目)と5合目にトイレがありますが、山頂にはありません。出発前に済ませておくのが鉄則です。
【まとめ】
2026年のスタートは、日本百名山の山頂で。
自分の足で登り切った先にある「薩摩富士」からの初日の出は、きっと一生の宝物になります。
準備を万全にして、安全で素晴らしい登山を楽しんでください!