社会派ミステリーをはじめ様々な分野で多くの作品を残した作家・松本清張。その作品と生涯を、さまざまな資料と映像で展示している松本清張記念館(小倉北区)。中でも、壁一面に展示された約700冊の作品と、清張が亡くなった当時のままの書斎・書庫・応接室を東京の自宅から移築した「思索と創造の城」は圧巻です。外国人の来場者も多いため、この春から多言語対応機器を使い英語・中国語・韓国語で解説するサービスを始めました。今年、開館20周年を迎えた松本清張記念館をアメリカ出身で日本文学好きのパトリック・スペルマンさんがリポートします。